ビジネスホンの歴史

2008年05月15日 17:58 ビジネスホンの販売収束と保守終了期間について
2007年05月08日 20:52 電話とビジネスホンの変遷
2006年08月16日 09:39 電話の回線の変遷について>>アナログ回線とISDN回線
2006年04月25日 08:29 ビジネスホンは今後どうなっていくか
2006年03月22日 08:39 ビジネスホンは、発信・着信・保留・転送・内線通話の5大機能が基本です。
2006年02月10日 08:49 目まぐるしく変わる通信業界、ビジネスホンもこれに大きく影響されます。
2006年01月17日 08:29 進化したビジネスホン10 >>CTI(顧客管理)機能
2005年12月07日 08:45 進化したビジネスホン9:転送電話と留守電機能が付いた
2005年11月22日 08:29 進化したビジネスホン8:IP電話システムの登場
2005年10月11日 08:30 進化したビジネスホン7:ISDN回線の接続が可能
2005年09月28日 08:36 進化したビジネスホン6:コードレス電話機の出現!その2
2005年09月06日 08:12 進化したビジネスホン5:コードレス電話機の出現!その1
2005年08月30日 19:01 進化したビジネスホン4:回転ダイヤルと押しボタンダイヤルのどちらに軍配?
2005年08月23日 09:16 進化したビジネスホン3:電話機台数が増えた
2005年08月10日 08:45 進化したビジネスホン2:配線ケーブルが細くなった
2005年08月05日 16:57 進化したビジネスホン1:電話機に表示窓がついた
2005年08月01日 19:26 電子ボタン電話(電子式ビジネスホン)の誕生
2005年07月22日 19:22 電磁式(リレー式)から電子式(マイコン式)への進化
2005年07月18日 15:05 昔のビジネスホンをおぼえておられますか?
2005年07月11日 20:29 ビジネスホンの歴史

ビジネスホンの販売収束と保守終了期間について

ビジネスホンを導入する際、現用商品であっても販売収束予定がある場合、メーカーはそれ以降は保守
期間を7年と定めて修理などの対応を続けていくことになります。

メーカーが定めている販売期間および保守期間があります。
例えばNTTビジネスホンは下記の通りです。


  販売収束時期 保守終了月
 ※販売収束および保守終了のもの
レカムビジネスホンVSⅡ 1996年1月 2003年1月
デジタルビジネスホンαEX M型 1995年7月 2002年7月
                 S型 1996年6月 2003年6月
                VⅡ 1996年6月 2003年6月
             αHX S型 1999年10月 2006年10月
             αHX P型 1999年10月 2006年10月
          HDⅢ32型・64型・128型 2000年8月 2007年8月
マルチメディアビジネスシステムαRX 2000年8月 2007年8月
              αIX S/M/Me/L  2000年8月 2007年8月
 ※販売収束商品および保守期間中商品
マルチメディアビジネスシステムαRXⅡ 2004年6月 2011年6月
                   αIXⅡ 2004年2月 2011年2月


現用のNTTαGXは、現用商品であり今後販売収束となりますと、以降7年間はメーカーでの保守部品を
持っていますので、修理対応などが可能です。

その他メーカーの商品も公表しておりますので、依頼してみることをおすすめします。

2008年05月15日

電話とビジネスホンの変遷

1975年(昭和50年)からビジネスホンを販売してきましたが、32年後の今と比較して電話とビジネスホンの何が変わったかを検証してみました。

1975年~1979年
通信環境:
・電話加入者3000万突破('75)
・アメリカ電話機自由化
・プッシュホンによる座席予約サービス('75)
・G2-FAX勧告化('76)

電話、ビジネスホンなどの商品:
・アナログ1分FAX('75)
・G3 FAX('79)

1980年~1989年
通信環境:
・第二次回線開放('82)
・光ファイバーケーブル電送の運用開始('82)
・NTT発足('85)
・INSネット64サービス(ISDN)開始('88)
・INSネット1500サービス(ISDN)開始('89)
・G4-FAX勧告化('80)

電話、ビジネスホンなどの商品:
・電子ボタン電話(電子型ビジネスホン)('80-'81)
・デザイン(装飾)電話機発売多し('85~)
・デジタル電子ボタン電話(デジタルビジネスホン)('86~)

1990年~1999年
通信環境:
・WWWの発明('92)
・モザイクブラウザの発明
・PHSサービス開始('95)
・ナンバーディスプレイサービス開始('97)
・IPv6標準化('98)
・NTT分割('99)

電話、ビジネスホンなどの商品:
・PHSコードレス電話機('94)
・デジタルビジネスホンコードレス電話機('95)
・インターネットFAX('96)

2000年~2005年
通信環境:
・e-Japan構想('00)
・フレッツISDN・ADSL開始('00)
・FTTH試験サービス開始('00)
・Bフレッツ開始('01)

電話、ビジネスホンなどの商品:
・デジタルコードレスシステム('03)
・IP電話サービス対応ビジネスホン('02)

2007年05月08日

電話の回線の変遷について>>アナログ回線とISDN回線

アナログ電話回線から始まり、ひかり電話回線までの回線の変遷を検証してみます。
今回は、アナログ回線とISDN回線についての詳細です。

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NTT V30slimターミナルアダプタ

アナログ電話回線とは
NTT交換局と会社・家庭を銅線(メタル線)で結ぶ音声通話専用回線です。

交換局との距離が長くなる程、音声が減衰してしまい、いわゆる聞こえにくくなってしまいます。
この減衰量を低減させるために、交換機と電話機に様々な工夫が施されており現在の通話品質となっています。
また、雑音が混入しやすく、この雑音対策もアナログ回線の大きな課題でした。

インターネットで使う、ADSL回線はこのアナログ回線を使います。
音声通話とデータ通信は周波数が異なりますので、1本のメタル線に同時に信号を流すことが可能です。

また、発信時にダイヤルする方式には、プッシュ方式とパルス方式があります。
プッシュ方式は、いわゆる「ピポパ」と発信音が出て相手につながる方式で、周波数の組み合わせでの発信となります。(相手に早くつながります。)

一方、パルス方式は、一昔前までの回転ダイヤル式に対応していた方式で、番号をダイヤルするたびに「ジジジジ」という音がします。
すなわち、「1」を回すと、1つのパルス信号が発生してメタル線を通して交換局にその都度送信されます。
全てがダイヤルし終わりますと、無音状態となりその後相手を呼出してつながります。

アナログ回線を使用する場合は、プッシュ方式とパルス方式のどちらも選択できますが、プッシュ方式の方が相手とつながる時間が短いことと、つながった後にPB信号(MF信号)を送出できますので、各種サービスなどに対応できます。(銀行サービス、予約サービスなど)

一方、パルス方式ではこれらのサービスには対応できません。(つながるのに時間がかかります)
料金は、最近プッシュ方式とパルス方式も基本料金のみでの使用が可能になりました。
(以前は、プッシュ回線は基本料金のほかに@390円が必要でした。)

デジタル回線(ISDN回線)とは
ISDN回線もアナログ回線と同じ、メタル線を使用しています。
アナログ回線は、音声をそのまま電気信号としてメタル線で伝送していましたが、ISDN回線は、音声を「1と0」のデジタル信号に変換して伝送をしています。

音声をデジタル化しているため、雑音がなくまた距離による減衰も少ないので通話品質が高く、クリアな音質が実現できます。

また、音声以外にもコンピュータやFAXなどのデータ信号を送受信するのも最適の回線です。
伝送速度もアナログ回線は56Kbpsですが、ISDN回線1本で128Kbpsの速度が出ます。
これにより、電話の回線を使ってデータの送受信が簡単に使うことができるようになりました。

ISDN回線1本で128Kbpsの速度が確保できますので、64Kbpsの音声が同時に2ch送受信することが可能です。
すなわち1本のメタル線で同時に2chの音声通話などが可能となります。
この他に、光ファイバーを使用して最大24chの同時通話が可能となるISDN1500もあります。

ISDN回線を使用するには、DSU(回線終端装置)が必要です。
これは、デジタル信号をアナログに変換(またはその逆)するために必要なアダプタです。
DSUにアナログポート(電話機を接続するモジュラージャック)が付いているTA(ターミナルアダプタ)がありますので、NTTからのジャックと電話機の間に接続して使用します。
なお、最近のビジネスホンはISDN回線直収というタイプがほとんどで、TAなどのアダプタは不要です。

また、ISDN回線はADSL回線とは周波数の関係があり使用できません。
ADSL回線が必要な場合は、アナログ回線を使うか専用型のサービスを受けることになります。

アナログ回線とISDN回線の使用用途(使い分け)
アナログ回線
・一般通話回線用として使用します。

・FAXなどの回線として使用します。(1ch用として使用)

・アナログ回線専用サービス用
警備回線、銀行サービス、バックアップ用回線

ISDN回線
・音声回線として使用します。
1本で2ch分使用できますので、効率が良く経済的です。
音質もクリアですので通話用として最適です。

・データ通信用
低速のデータ通信用としての使用。
音声用のBchのほかにDchも使用できます。

同番移行(ナンバーポータビリティ)と代表組
アナログ→ISDN、ISDN→アナログへの同一地域での同番移行が可能です。
また、アナログ回線とISDN回線の代表取扱が可能です。(一部できない場合もあります)

2006年08月16日

ビジネスホンは今後どうなっていくか

今から47年前に国内初のビジネスホン(当時はボタン電話と呼ばれていた)が発売されて以来技術革新と相まって急速な進化を度遂げることとなりました。

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                         岩通テレマージュ多機能電話機

通信技術の発展は、アナログからデジタルへの技術革新とインターネットプロトコル関連技術の進展といった2つの切り口から見ていくことができます。

制度面からは1985年にNTTが民営化して通信の自由化が大きな契機となり色々な新しい商品・サービスが展開されて本格的な普及が図られた。

ビジネスホン関連分野を見てみると(年代は実際とは異なる場合があります)
1959年(昭和34年)ボタン電話第一号機発売

1960年(昭和35年)自営用品(民間販売)範囲拡大

1981年(昭和56年)電子ボタン電話発売

1986年(昭和61年)~デジタル電子ボタン電話発売

1990年(平成2年)~複合(ハイブリッド)システム発売

1994年(平成6年)~デジタルコードレスシステム発売

2003年(平成15年)~IP電話システム発売

今後の動向としては下記のことが想定されます。(私の独断も入っています)
ビジネスホンとLANネットワークとの配線統合が図られる。(電話とデータの配線が一本化)

ひかり電話が公衆回線に替わって収容され利用されていく。ひかり電話

無線IP電話化によりワイヤレス・IP化が進展していく。IP・無線システム

IPセントレックスなどが普及すれば主装置レスビジネスホンが登場する可能性あり。

VPNの活用により拠点間のネットワーク化が進展する。

コールセンターシステムなど業種・業態別専用システムの集約化など...

以上のような過去の変遷と今後の動向について記述しましたが、ビジネスホンはビジネスの世界ではなくてはならないツールです。
この世界に関わっていることで社会的にも役立っていることを誇りに感じています。

しかし昨今、ビジネスホンを手段として詐欺的な販売や高額販売などの行為に対しては容認できません。
これらが本来の商品価値を損なうことになればビジネス上での損失は大きくなってしまいます。
ビジネスホンの販売に長く関わり、多くのユーザーに導入して喜んでいただいた者として本当に残念に思います。
今後、健全な販売とビジネスホンを使用されるユーザーの満足度が向上する商品・サービスの提供を要望いたします。

悪質なビジネスホンリース販売に注意して下さい。

2006年04月25日

ビジネスホンは、発信・着信・保留・転送・内線通話の5大機能が基本です。

ビジネスホンは構内交換機(PBX)と比較して小容量で簡単な操作性をコンセプトに開発されました。別名簡易交換装置とも言います。

発信機能、着信応答機能、保留機能、転送機能、内線通話機能の5大機能がビジネスホンの基本操作となります。

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発信機能
相手先に電話をかける時にランプの点いていないキーを押してダイヤルをします。

相手につながると通話ができます。

この発信機能を便利に使うために下記のような便利機能があります。

空局線自動捕捉>>受話器を上げるだけで空いているキーを自動的に選択してくれます。

短縮ダイヤル>>あらかじめ登録しておけばその都度ダイヤルをすることなく発信ができます。
電話帳発信やオートダイヤル発信もこれと同様です。

ACR発信>>一番安いキャリアの回線を選択できるようにキャリア回線番号(例:NTT東日本固定から携帯電話への発信0036)を自動的に付加して発信することにより電話料金が安くなります。

着信機能
かかってきた電話を着信応答して通話ができる機能です。

この着信機能を便利に使うために下記のような便利機能があります。

着信自動応答>>かかってきた時、外線キーを押さなくても受話器を上げるだけで応答通話ができます。

局線着信音鳴音指定>>かかってきた電話番号別に着信音を変えることができます。

スライド着信>>転送先を指定しておけばかかってきた電話を指定先へスライドして着信します。

保留
かかってきた電話を他の人に転送するために一旦待っていただく機能です。
相手先へは保留音が流れます。

この保留機能を便利に使うために下記のような便利機能があります。

局線共通保留>>保留した回線を全ての電話機で再応答ができる共通保留です。ランプが点滅状態となります。

局線自己保留>>自分にかかってきた電話を他の人に間違って取られないようにするために自分の電話機のみランプが点滅となります。他の人の電話機が点滅にはなりません。

保留警報>>保留したままで長時間になりますとかけてきた相手先に失礼となりますので一定時間が経つと電話機から保留警告音が出て早く出るように促します。

転送
保留にした後、該当の方に転送できる機能です。

この転送機能を便利に使うために下記のような便利機能があります。

簡易転送>>同じデスクの島での転送の場合は「○番に電話です」と声をかけて転送します。

内線番号転送>>違う島や階層が違う方への転送は保留キー→相手先内線番号→相手先と通話(ここで回した方は受話器を置く)→相手が該当局線キーを押す→外の方と通話

内線通話
内線個別呼出>>相手内線番号をダイヤルすると相手電話機がトーンまたは音声で呼び出すことができます。

この内線通話機能を便利に使うために下記のような便利機能があります。

内線一斉呼出>>全電話機をトーンまたは音声で一斉に呼び出しができます。

内線ハンズフリー応答>>内線で呼ばれた方が受話器を取れない場合、電話機に向かって応答すれば通話することができます。

2006年03月22日

目まぐるしく変わる通信業界、ビジネスホンもこれに大きく影響されます。

目まぐるしく変化をする通信業界。ビジネスホンもこの変化に大きく営業を受けることになります。まさに、ビジネスホンの歴史は通信変遷そのものと言えるかもしれません。

>>ビジネスホン比較 価格・機能

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■通信の変遷(概要)
私自身、30年前(1975年 昭和50年)に通信の世界に入りましたが、ビジネスホンを通して通信の世界を見てみた時、さまざまな変遷がありました。

1973年:FAXサービス開始
1978年:加入電話積滞解消
1979年:東京23区自動車電話開始
1983年:全国自動ダイヤル即時化完了
1985年:電電公社民営化
1987年:携帯電話サービス開始
1992年:インターネットの商用利用開始
1999年:iモードサービス開始
2000年:ADSL本格提供開始
2001年:Bフレッツ提供開始

■変遷とビジネスホン
特にビジネスホンとの関連では、
・市外電話サービス:長距離電話事業者(NCC)によるビジネスホンLCRサービス
・ISDN回線:INSネットサービスのビジネスホンへの直収接続
・マイラインサービス:より安い通話料金を選択するACR機能の活用
・直加入電話:ドライカッパー(NCC業者による回線提供)
・IP電話:IP電話サービスのプロバイダIP回線をビジネスホンに接続収容
 などがあります。

2006年02月10日

進化したビジネスホン10 >>CTI(顧客管理)機能

電話とコンピュータを融合した機能で、NTTからのナンバーディスプレイ情報により
コンピュータ顧客データから取り出してパソコン画面に表示させる機能


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■CTIとは
・CTIは電話でかかってきた相手先のナンバーディスプレイ情報をパソコンなどのデータベースと
 連動して瞬時に画面に表示させることができる機能のことです。

 電話に出る前に相手先の情報を把握できるので、これまでの取引情報を確認しながら誰が対応
 してもきめ細かい対応が可能です。

■活用例
・デリバリー業種、例えばピザ宅配の場合、電話を受けるとリピートユーザーであればユーザーの
 電話番号や住所などの内容を聞き出さなくてもわかるので、対応が早くなります。

 コールセンターなどでは、ユーザーの過去の問い合わせ履歴などを入力しておくことにより、
 担当が違っても均一な対応が可能となります。

 電話をかける業種では、パソコン画面の電話番号をクリックすれば電話機の電話機でダイヤル
 しなくても次々とかけることができます。
 
■機能について
・当社取扱のCTIは下記の通りです。
1.NTT DESKPORT >>NTT商品 αGX、パクシア、X7000などに搭載できます。
 ・ダイヤル発信機能:パソコン画面の電話帳、発着信履歴から発信することができます。
 ・電話帳機能:個別500件、共通100件が登録できます。CSVファイルを経由して携帯電話
  などの電話帳データを取込むこともできます。
 ・発着信履歴機能:発着信データを履歴として合計1000件表示することができます。
 ・検索機能:通話相手に関連した発着信履歴、メール、電話帳を検索し、表示することが可能。
 ・電子メールソフト連携:電子メールソフトの受信トレイ等からメールを取出して表示できますので
  わざわざメールソフトを立ち上げる手間が省けます。

2.イリイ社 BIG顧客管理Pro>>各ビジネスホンメーカーに準拠
 ・電話が鳴ると>>相手先名を表示、出る前に相手がわかります。
 ・電話を取ると>>顧客データを自動表示、履歴がわかります。
 ・未登録も表示できる4000万件の電話帳データベース
 ・内線通話で画面を転送、取次がスムーズになります。
 ・相手を指定し、電話を連続発信できます。(アウトバンド)
 ・販売履歴データを共有できます。(LAN,WAN環境)
 ・項目のカスタマイズが簡単にできますので、使用側にあった最適な形を作れます。
 ・ラベル・はがき印刷などに連動できます。

2006年01月17日

進化したビジネスホン9:転送電話と留守電機能が付いた

事務所で電話を受けられない場合、携帯電話などに転送できる転送電話機能と
休日など不在時には留守電で応答できる機能が内臓されたシステムも出てきました。


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■転送機能:NTTボイスワープ機能を使用しなくてもビジネスホン内臓機能で使えます。
1.ダブル鳴音転送:会社と転送先の両方を同時に鳴音させ、先に応答した方が通話できます。
2.ステップ転送:一定時間会社の電話を鳴らし、応答がなかった場合に転送します。
3.チェーン転送:転送先が一定時間応答しない場合、または話中の場合別の転送先に転送します。
4.VIP転送:特定の相手の電話だけを転送/非転送に設定することができます。
5.通話中手動転送:通話中に着信があってもワンタッチであらかじめ登録しておいた転送先へ転送
            することができます。
※NTTボイスワープの無条件転送や出先からの転送先変更なども可能です。
  上記転送機能は、岩通テレモアEXの機能です。詳しくはこちらをご覧下さい。

■留守番電話/通話録音機能
1.デジタル留守番電話:店舗兼自宅などで留守番電話を使い分けたい場合、電話番号ごとに最大
               6系統の留守番電話の設定が可能です。
2.通話録音機能:ワンタッチの操作で重要な会話や間違いやすい複雑な注文など通話録音内容を
           録音することができます。
3.ロング録音時間:通話録音/留守録ユニットには6つのチャンネルがあり、録音容量は通話録音と
            留守録合わせてシステム最大360分できます。
4.リモート機能:外出先の携帯電話から、留守録設定、解除、留守録再生、通話録音再生を行う
          ことができるので便利です。 
※上記転送機能は、岩通テレモアEXの機能です。詳しくはこちらをご覧下さい。

2005年12月07日

進化したビジネスホン8:IP電話システムの登場

2003年頃から始まったIP電話システムは普及率も高まってきました。
IPシステム使用のコストメリットと通話品質の向上が普及を加速させました。


■IP電話サービス
・プロバイダが提供するIP電話サービスで、同じプロバイダ同士または提携プロバイダ間では
 通話料金が無料、全国一律通話料金が3分8円程度、国際電話も低額と通話コストを劇的に
 コストダウンさせることができるサービスです。

・ビジネスホンに接続するにはアナログポートとつなぎます。
 インターフェイスにはTA(テレフォニーアダプタ)が必要となります。
 TAが内蔵されたビジネスホンもあります。

・本サービスを利用することにより、通信コストを大幅に節減することができます。
 最近は、現在の電話番号をそのまま使用できるNTTひかり電話サービスも始まりました。

■内線IPシステム
・従来のビジネスホンは専用配線で主装置~電話機となります。
 配線方式は主なものはスター配線(主装置と電話機が1対1の配線方式)とバス配線(主装置
 と電話機がマルチ配線方式)です。

・内線IPシステムは、パソコンネットワークLAN配線方式と同様に主装置~電話機をイーサネット
 LAN配線方式で接続します。
 これにより、パソコンLANシステムと電話システムを同一配線上で使用することが可能です。
 イメージとしては電話機のHUB端子とパソコンを接続する形です。

・本システムの導入により、従来の2系統の配線状態から1系統配線に集約できます。
 電話機やパソコンの移動も近くのHUBに接続ログインすれば同じ内線番号で使用できます。
 また、通話優先モードを持っていますのでパソコン上で大きなデータを送信しても電話には支障
 なく使用することができます。

2005年11月22日

進化したビジネスホン7:ISDN回線の接続が可能

1988年にスタートしたISDN回線(INSネット)をビジネスホンに接続するため当初は
ターミナルアダプタ(TA)などの外部接続装置が必要でしたが直接接続も可能となりました。


■INSネット64 >>1本で2ch同時通信、ほかにDch
・基本速度インターフェース(BRI: Basic Rate Interface)- 64kbpsの2個のデータチャネルと16kbpsの
 信号チャネルから構成され、2B+Dなどと表記される。
■INSネット1500 >>1本で24chまたは23ch+Dch
・一次群速度インターフェース(PRI: Primary Rate Interface)23B+1D(他の回線とDチャネルを共用
 する場合は24Bも可能)で、通信速度は1.544 Mbit/s
■接続形態
・機器の接続TAの場合:TE2--R点--TA--S点--NT2--T点--NT1--(LI)U点--加入者線
・機器の接続直収の場合: TE1--S点--NT2--T点--NT1--(LI)U点--加入者線
■用語
TE1:G4FAX,デジタル電話機など
TE2:G3FAX,アナログ電話機など
R点:TA経由アナログポート、電話用6極モジュラージャック接続 >>TA接続
S点:デジタル機器が接続可能ポート、NT2のRJ-45の8極モジュラージャック接続
T点:ISDNユーザー網インターフェース規定点、NT1のRJ-45の8極モジュラージャック接続
NT1: 回線終端装置DSU
NT2:端末制御装置・内線電話交換機、ビジネスホン >>直接接続(直収)
U点:伝送路インターフェース規定点 、RJ-11の電話用6極モジュラージャック接続

2005年10月11日

進化したビジネスホン6:コードレス電話機の出現!その2

ビジネスコードレス電話機には使用用途によりいろんな種類があります。

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■携帯型コードレス電話機
1.多機能型デジタルコードレス電話機 >>外線キーがいくつか付いており固定多機能電話機と同様の
                         使い方ができます。
2.単体電話機型デジタルコードレス電話機 >>外線キーがないタイプで発信時は"0"発信、着信応答
                            は"通話"キーを押して取ります。転送は"キャッチ"キー
                           を押して相手内線番号をダイヤルして行います。
3.多機能型アナログコードレス電話機 >>外線キーが付いた多機能コードレス電話機です。
                         デジタルとの違いは音がこもることや数台での使用となります。4.単体型アナログコードレス電話機 >>いわゆる家庭用コードレス電話機をビジネスコードレス電話機
                       として使用します。最近ではデジタル型も発売されています。
■カールコードレス電話機
・受話器(ハンドセット)をコードレス子機として使用できるタイプ。子機からの発信・応答・保留などの
 操作が可能です。
■卓上型(デスクタイプ)デジタルコードレス電話機
・電話機本体をコードレス化したデスクタイプ。電話機本体ごと持ち運べるので打ち合わせコーナー
 での使用にも重宝です。

詳しくは、こちらをご覧下さい。
  

2005年09月28日

進化したビジネスホン5:コードレス電話機の出現!その1

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今では家庭でもオフィスでも当たり前に使われているコードレス電話機がオフィスで使用されるようになったのは、20年前くらいからです。
当時のコードレス電話機は家庭用のものとほぼ同じ性能のものでした。


■コードレス電話機とは
・電波法による無線通信機であり、特定周波数で送受信を行い通話をするしくみを持っています。
・アナログコードレス電話機
  >親機と子機の間の伝送に、アナログ式のFM電波を使うコードレス電話機です。
・デジタルコードレス電話機
  >親機と子機の間の伝送に、デジタル式で暗号化した電波を使うコードレス電話機です。

■コードレス電話機のメリット
・固定電話機と違い、電波が届く範囲であれば通話ができるので、さがしものなどに便利です。
・配線がないのでコードなどがからまず見栄えが良い。レイアウト変更にすぐ対応できる。
・ほかの人に転送する時、コードレス電話機をそのまま渡せる。
・決まった席で電話をしなくてもいいので、聞かれたくない話をする場合便利。

■コードレス電話機のデメリット
・固定電話機にくらべて価格が高い。(ビジネスタイプの場合、2~3倍)
・通話品質(通話音)が有線固定電話機にくらべて悪い。
・電波状況により、通話が切れることがある。
・電波を盗聴されるおそれがある。(アナログタイプでスクランブル機能のないもの)
・電話機自体が小さいので、操作がしずらく使いにくい。

次回に続く ≫

2005年09月06日

進化したビジネスホン4:回転ダイヤルと押しボタンダイヤルのどちらに軍配?

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今では電話をかける時はプッシュ(押しボタン)してかける...当時はおどろきでした。
電話をするのはダイヤルを指でまわしてかけるもの...そんな常識でした。


■回転式ダイヤルと押しボタンダイヤル
・回転式ダイヤル≫番号をまわすたびにパルス信号を出して交換局に送信します。DP回線に接続。
・プッシュダイヤル≫すべての番号を周波数で番号を認識し、交換局に送信します。PB回線に接続。

■回転式ダイヤル(DP回線)のメリットとデメリット
・回線のほとんどがDP回線だったため使用料金が安い。
・ダイヤルを指で回す必要があり、ダイヤルが戻るまで時間がかかる。
・相手先につながるまで時間がかかる。

■プッシュダイヤル(PB回線)のメリットとデメリット
・MF信号(周波数信号)で一括送信のため相手につながるまでの時間が短い。
・プッシュボタンのため回転式に比べて電話機デザインが自由に決められる。
・回転部分がないため故障頻度が少ない。
・予約サービスやテレフォンサービスが受けられる。
・短縮ダイヤルで長い電話番号も3つボタンでかけられる。
・電電公社(現NTT)に付加使用料が必要。600円/回線

という具合で、DP回線にくらべPB回線のメリットが多く、以降回転ダイヤル式からプッシュダイヤル式
に移行していくことになりました。

2005年08月30日

進化したビジネスホン3:電話機台数が増えた

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ビジネスホンは電話機台数は最大30台まで。
それ以上は交換機になります。
≫ケーブルの細芯化で台数が大幅に増えました。


電磁式の場合は、局線と電話機は1対1でつながっていますので、10本の場合は20芯が必要と
なります。
そのほかに内線回線や制御回線などが含まれますので、30芯以上のケーブルが必要になります。

したがいまして、ケーブルが太くなり電話機は30台が限度でした。
ところが、電子式になりますと4芯ケーブルで局線と制御線がマイコンで制御されるため電磁式のような
多芯配線方式でなくなりました。

当初は50台位のものが登場しましたが、その後60台、80台と増えて100台を越えるようになってからは
交換機との区分けがなくなりました。
ビジネスホンの使いやすさがわかっていても、台数が足りないことで導入できなかった事業所へも
普及してきました。

その後、デジタル化により4芯が2芯になり交換機との境目がなくなってきました。

2005年08月23日

進化したビジネスホン2:配線ケーブルが細くなった

ビジネスホンの配線ケーブルは電話機台数が多くなると太くなる
 ≫こんな常識を電子式はくつがえしました。


510haisenrq.gif←電磁式510型配線図

現在のビジネスホンはほとんど2本の配線で主装置と電話機が接続されています。
電子式が発売された昭和54年は配線は太いケーブルから4本ケーブル(当時は2本ではなかった)
になりました。

これは、電磁式の主装置から電話機への局線配線(2本)が局線分の配線が必要となるため
例えば510型では5局線収容でき、電話機が10台接続できるタイプですが、局線配線分として
@2本*5本=10本が必要となります。

308jhaisenrr.jpg←電子式308型配線図

これが、電子式になりますとマイコン制御により、2本の配線で多局線のデータを伝送することが
可能となりました。
このことにより、以前は電話機が30台が限度だったビジネスホンも100台程度まで拡大しました。

2005年08月10日

進化したビジネスホン1:電話機に表示窓がついた

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電話機に表示窓がついた!
   ≫今ではこんなことは当たり前ですが...

ビジネス電話機では当たり前ですが、家庭用電話機でもついています。
昭和54年以前の電話機にはこんなものはついておりませんでした。
←大型表示窓付きビジネス電話機



なぜ表示窓が電話機についたかと言えば、
1.電話番号をダイヤルするときに間違えないかを確認することができる。
2.日時が表示されているので時計替わりに使える。
3.通話時間や料金を表示できる。
などが表示窓がついた理由かと思われます。

表示器に使われていた素子も当初はNIX管といわれる小型真空管のようなものから現在の液晶
へと移り変わり、表示文字も大きくなり英数字・カナ表示から漢字表示になってきました。
最近では、バックライト付きのものも出ており表示が鮮明で見やすくなってきました。

表示窓が付くことにより、電話機はただ通話することだけでなく通話をより便利にするための大事な
ツールになってきたことです。

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 ・ビジネス電話機の表示窓の例です。
 ・かけた相手先名と電話番号が表示されます。
 ・NTTナンバーディスプレイ+ネームディスプレイサービス
 によりかかってきた電話の相手先名と番号が表示します
 ・電話機を使用しない時には月日時が表示されます。

2005年08月05日

電子ボタン電話(電子式ビジネスホン)の誕生

国内初電子ボタン電話(電子式ビジネスホン)が昭和56年に発売!

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昭和34年に国内初のボタン電話装置が発売されて22年目に電子式ボタン電話が誕生した。
それまでの電磁式に比較して2~3倍の機能向上と共に配線ケーブルの芯線数も大幅に細くなり
電話機台数も倍増設置が可能となった。
これは、電子技術の進展とマイコンと呼ばれるプロセッサーが低廉化したことによりこれらの機器
にも採用されることになった。

●電磁式との主な相違点は、
1.マイコンの制御により、局線や内線のデータ伝送が同一配線内でやりとりが可能となり、配線が
 4芯線となりボタン電話の電話機台数を倍増設置が可能となった。
2.5大機能(発信、着信応答、保留・転送、内部通話)も便利な機能が追加された。
 (例:短縮ダイヤル、オンフックダイヤル、強制転送、局線自動応答、リダイヤルなど)
3.局線がダイヤルパルス回線でもプッシュタイプの電話機が使えるアウトダイヤルパルス方式。
4.かけた電話番号の確認のための表示器(当時はNIX管)がつけられた。
5.電話機および主装置(本体)が電子部品採用により小型化された。

●当時の導入事例は、
1.電磁式ボタン電話装置を2セット導入ユーザーを電子ボタン電話1セットにまとめて導入した。
2.配線ケーブルが太いためつまずいてしまい安全上のために取替。
3.プッシュ方式からアウトダイヤルパルス方式に変更してランニングコストを低減した。
4.主装置が小型タイプのため、省スペースになる。
5.通話料金を削減できる機能の活用。(通話料金表示、通話時間オーバー警報など)

 

2005年08月01日

電磁式(リレー式)から電子式(マイコン式)への進化

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昭和34年にボタン電話(ビジネスホン)が発売されて今年で約46年になりました。
発売当時のボタン電話は、ゲタといって黒電話の下に局線キーなどが付いたアダプタ方式でした。
外線にかける時は、ランプが消えているボタンを押して黒電話の受話器を上げてダイヤルします。
着信をうける時は、ランプの点滅とブザー音(ブッブッ音)が鳴って該当のボタンを押して受話器
を上げて通話をします。

通話回路などは、リレーなどを使用している電磁式であるため配線ケーブルは太いものでした。
端末のコネクタにはハンダ付けで接続をするのでこの頃の作業者はいかにハンダ付けが早くできる
かが時間短縮の要因でした。

機能もかける、受ける、保留、転送、内線通話など基本的なことのみであり現在のものとは隔世の
感がありました。
この頃にボタン電話を売るには、5大機能のセールスポイントを話す必要がありました。
1.電話番号ごとの黒電話を机に数台並べて電話をうける時にはベルが鳴っている電話機まで移動
  してうける必要がある。(すなわち電話機に合わせて人が動く必要がある。)
2.うけた電話をほかの人にまわす時にはその人に電話機まで来てもらう必要がある。
3.2で近くに該当者がいればいいが、遠くとかにいる場合は呼びにいく手間がかかる。
4.社内で離れた人と連絡をとる必要がある場合、相手先まで出向いて連絡する必要がある。
こんなことをお客様に説明をして理解をしてもらいようやく値段の話しをすることになるわけです。

しかし、ボタン電話の便利さは急速にユーザーの支持を集めて普及がドンドン広がり始めました。
特に、中小零細企業向けに広がっていったのは後述の電子式になってからでした。

2005年07月22日

昔のビジネスホンをおぼえておられますか?

昔のビジネスホンはこんな感じでした。(ボタン電話ともいいました。)
覚えておられる方もいらっしゃると思いますが、いかがでしょうか。

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上記のビジネスホンは、電電公社(現在のNTT)仕様で作られた製品です。

●206型 最大電話機数  6台 最大局線数  2本
●410型     〃     10台    〃    5本
●620型     〃     20台    〃    6本

ボタン電話装置の定義
1.各電話機に設けられている局線ボタンを操作することにより、その電話機を任意の局線に接続
  して使用することができる。(局線選択機能)
2.局線とは無関係に、それらの電話機相互間で通話をすることができる。(内線相互通信機能)
3.通話中の局線を保留し、またその電話機により他の回線と通話することができる。
  (転送機能)

以上が、ビジネスホンの元祖というべきボタン電話装置の内容です。

2005年07月18日

ビジネスホンの歴史

ビジネスホンの歴史については、後述いたします。

しばらくお待ち下さい。

2005年07月11日

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