ビジネスホン今昔物語
2007年06月05日 10:50 ビジネスホン販売は通信回線の変革と常にリンクしていた
2007年05月29日 10:05 IPネットワークのシステム障害について
2007年05月08日 20:52 電話とビジネスホンの変遷
2007年04月26日 08:29 ビジネスホン販売の昨今
2007年02月09日 21:30 ビジネスホン営業の今昔
2007年01月23日 09:50 サンビジコム トップページを新しくリニュアルしました。
2006年12月28日 15:08 2006年ビジネスホン販売を振返って
2006年12月09日 12:28 最近のビジネスホン動向について>>IPシステムとIP-VPN
2006年08月16日 09:39 電話の回線の変遷について>>アナログ回線とISDN回線
2006年08月09日 10:52 ひかり電話は、IP電話の究極>>当社での導入までの過程
2006年06月16日 10:47 ビジネスホン販売30年間の営業道中4>>コードレス電話機がビジネスホンを変えた
2006年06月14日 10:25 ビジネスホン販売30年間の営業道中3>>通話時間と通話料金が見えるビジネスホンの出現
2006年06月12日 10:43 ビジネスホン販売30年間の営業道中2>>電子式ビジネスホンの出現
2006年06月09日 16:05 ビジネスホン販売30年間の営業道中1>>事前申請と許可、検査がありました。
2006年06月02日 10:02 ビジネスホンのリースは、契約期間に注意が必要です。
2006年05月24日 09:18 実際のビジネスホン販売ドキュメントのご紹介
2006年04月25日 08:29 ビジネスホンは今後どうなっていくか
2006年04月24日 09:59 NTT回線の代表機能>>代表番号を表示すれば順次着信します。
2006年03月22日 08:39 ビジネスホンは、発信・着信・保留・転送・内線通話の5大機能が基本です。
2006年03月20日 09:05 ビジネスホンコードレス電話機を使うポイントはコスト削減効果
2006年02月10日 08:49 目まぐるしく変わる通信業界、ビジネスホンもこれに大きく影響されます。
2006年02月09日 10:05 NTTビジネスホンはシェアNO1です。
2006年01月17日 08:29 進化したビジネスホン10 >>CTI(顧客管理)機能
2006年01月16日 08:21 ビジネスホン複合端末システムが誕生
2005年12月07日 08:45 進化したビジネスホン9:転送電話と留守電機能が付いた
2005年11月22日 08:29 進化したビジネスホン8:IP電話システムの登場
2005年11月21日 11:31 ビジネスホンのデジタル化
2005年11月01日 08:56 1985年(昭和60年):20年前のビジネスホン
2005年10月31日 08:14 ISDN・アナログ・IP回線のメリット・デメリットについて
2005年10月12日 09:20 ビジネスホンを導入する際の外線数・電話機台数の決め方
2005年10月11日 08:30 進化したビジネスホン7:ISDN回線の接続が可能
2005年09月29日 08:28 主装置および周辺について
2005年09月28日 08:36 進化したビジネスホン6:コードレス電話機の出現!その2
2005年09月07日 08:14 ビジネスホン電話機は使いやすさが決めてです。>続き
2005年09月06日 08:12 進化したビジネスホン5:コードレス電話機の出現!その1
2005年08月31日 08:34 ビジネスホン電話機は使いやすさが決めてです。>続き
2005年08月30日 19:01 進化したビジネスホン4:回転ダイヤルと押しボタンダイヤルのどちらに軍配?
2005年08月24日 08:23 ビジネスホン電話機は使いやすさが決めてです。
2005年08月23日 09:16 進化したビジネスホン3:電話機台数が増えた
2005年08月10日 08:45 進化したビジネスホン2:配線ケーブルが細くなった
2005年08月09日 08:39 ビジネスホンの機能その5:内線の電話機同士が通話ができること
2005年08月05日 16:57 進化したビジネスホン1:電話機に表示窓がついた
2005年08月02日 15:01 ビジネスホンの機能その4:ドアホンと電話機を接続して通話できる機能
2005年08月01日 19:26 電子ボタン電話(電子式ビジネスホン)の誕生
2005年07月29日 19:22 ビジネスホンの機能その3:通話を保留にしたり、他の人に転送する時に便利な機能
2005年07月22日 19:22 電磁式(リレー式)から電子式(マイコン式)への進化
2005年07月22日 09:20 ビジネスホンの機能その2:電話をうける時に便利な機能一覧
2005年07月20日 20:05 ビジネスホンの機能その1:発信、着信応答、保留転送、内線通話
2005年07月18日 15:05 昔のビジネスホンをおぼえておられますか?
2005年07月18日 13:25 ビジネスホンは別名「ボタン電話」といいます。
2005年07月15日 18:56 30年前の電話設備の様子はこんな感じでした、ぜひご一読を
2005年07月11日 20:29 ビジネスホンのキャリア30年の自己紹介です
2005年07月11日 20:29 ビジネスホンの歴史
通信業界情報誌「テレコミュニケーション8月号」に当社が掲載されました。
通信業界のビジネスリーダーのための専門情報誌「テレコミュニケーション」8月号に当社サンビジコムの記事が掲載紹介されました。

■掲載内容
テレコミュニケーション8月号 株式会社リックテレコム 毎月25日発行 P50/51/52
・タイトル
オンライン販売で潜在ニーズを掘り起こす異色企業
ネットで電話は売れるか!?
・記事内容抜粋
東京都北区に居を構えるサンビジコムは、「ネット専業」の通信ディラーだ。
同社には、いわゆる新規開拓の営業マンは1人もいない。
ブログを含め10サイトほどのWebサイトを運営し、さらにYahoo!ストアと楽天市場店を出店。
新規顧客獲得の手段はこれだけだ。
2001年11月の開業からおよそ5年半、同じ業態を続けている。
現在の社員は5名。
少数ながらビジネスホンを中心にコピー、FAX、複合機、オフィス家具など幅広い商品を取扱う。(中略)
通信機ディーラーが広告・宣伝活動の一環としてWebサイトを公開することは珍しくない。
しかし、サンビジコムのような業態は、企業向け電話販売ではまだ希少だ。(中略)
そんな中、サンビジコムはオンライン販売で着実に成長してきた。
代表取締役の木野謙一氏が1人で設立してから3年で株式会社に組織変更。
4年目で年商3億円を達成した。(中略)
ビジネスホン業界では珍しいオンライン販売で成長を続ける秘訣はどこにあるのか。
木野氏は、ネット”専業”であることこそが最大の強みだと語る。(中略)
ネット販売を始めたのは、10年以上前の、まだインターネット黎明期の頃だという。
効率よく顧客を獲得する方法はないかと模索した結果、インターネットに目を付けた。
しかし、当時は「ブロードバンド」という言葉すらない時代だ。(中略)
当時を振り返る木野氏は「みんなに馬鹿にされた。アクセスもほとんどなくて、単に私の自己満足だった」と笑う。(中略)
しかし、状況は数年後に変わる。
ADSLが普及し始め、インターネット環境が劇的に向上し始めた。(中略)
同時期に自前のHPへの問い合わせも増え、オンライン販売に手ごたえを得た木野氏は独立。
サンビジコムを立ち上げた。(中略)
ユーザーが自分でできる。
開業後5年を経た今も、サンビジコムの品揃えのコンセプトは変わっていない。(中略)
最大のターゲットは、新規開業や事務所移転を控えた小規模企業だ。
客層を新規ユーザーに絞り込んで、それに適した商品を揃える。
少数精鋭のネット専業で勝負しているだけに、ターゲットと商品の絞込みは重要な要素だ。(中略)
商品そのものについても、機器の組み合わせや使い方についても、その説明はとにかく詳細を極める。
サンビジコムでは商品説明に、管理が容易なブログを活用。
商品カタゴリ別に複数のブログがあるが、「ビジネスホンブログ」だけでもエントリー数が300超というボリュームだ。(中略)
ベースとなっているのは、販売現場で長く培った経験だ。
その質と量が信用を生み、顧客を呼び込む。
ネット専業だからこそ、同種の他のサイトとの違いを生むことができるのだと、木野氏は語る。
営業や訪問販売という本業があり、そのプラスαとしてネットを活用しているケースと異なり、なるほどサンビジコムには逃げ道がない。
この退路を断った強さが、サンビジコムの一番の強みだ。(中略)
そうした中、サンビジコムは「開業・移転時の新規導入」という、従来の販売手法では開拓することが難しいニーズを確実に掘り起こし、成長してきた。
現在は既存顧客のうちにも業容を拡大する企業が出てきている。
木野氏はユーザーと共に成長していける、上昇サイクルを作っていきたい」という。
ビジネスホン販売は通信回線の変革と常にリンクしていた
ビジネスホン販売を30年余りもやっているとその時代の通信回線の変革とリンクしていることに気がつきます。

■プッシュホンでのサービス開始 '75~
従来はアナログ回線での発信方法は回転ダイヤル式(DP式)であり、相手先電話番号を回転ダイヤルに指先を入れて回すといった方法で発信していました。
その後、現在のプッシュボタン式ダイヤル方式(PB式)が主流となりましたが、当時はこのプッシュホンを使用するために付加使用料金が課金されたため普及は今一歩でした。
当時のビジネスホンの販売方法は、このプッシュホンの付加使用料金を安くするためにあえて回転式に取替する販売が主流でした。
また、外観はプッシュボタン式でありながら付加使用料金がかからないDP式回線で接続して使うアウトパルス方式のビジネスホンが売れていました。
■ISDN回線サービス開始 '88~
今までは、アナログ回線だけのネットワークでしたが、国際規格のISDN回線サービスが始まりました。
アナログと違って、回線にデジタル信号を通すことを目的に構築してあり伝送速度も最大128kbpsと当時のアナログ回線が24Kbpsでしたので5倍以上の速度がでることで注目を浴びました。
ビジネスホン販売の売りとしては、1本の回線で2chが使用できますので、「電話をしながらFAXができる」、「アナログ回線2本で使うより、30%も基本料金が安くなる」をセールスポイントにして拡販をしました。
■LCR(ACR)機能 '90年代~
従来NTTだけの独占であった回線ネットワークに競争原理を取入れる新電電方式で、キャリアが独自の回線網を構築してNTTの通話料金よりも安くすることを主体にスタートしました。
相手先の電話番号を回す前に事業者番号(0088など)を付けてから発信するとNTT以外の回線接続となり、通話料金が安くなるというしくみだ。
ビジネスホンの販売では、このLCR機能を内蔵しており、市外局番をダイヤルするだけで事業者番号を自動的に選択・付加して発信するというしくみを生かして拡販をしました。
■マイライン '00~
あらかじめご利用になる電話会社を登録していただくことにより、従来必要だった「00XY」などの電話会社の識別番号をダイヤルする必要がなくなります。
これにより、通話料金を安くすることができます。
ビジネスホン販売でも、マイラインサービスをセールスポイントに拡販をしました。
■IP電話サービス '01~
ADSL回線などを使用したIP回線は距離に関係なく通話料金が定額となりますので、長距離通話などにはメリットがあります。
今では、電話番号も050だけではなく、今使用している番号がそのまま使えるIP電話もあります。
ビジネスホン販売でもIP電話を直接接続して使用することにより、通話料金が安くなることをメリットに拡販しています。
IPネットワークのシステム障害について
去年から今年にかけてNTT東・西日本のひかり電話やBフレッツなどの基幹回線まで障害が発生しています。
報道などでは、想定外の障害と伝えられているが真意がよくわからない。
ともかく電話はビジネスの基本インフラであり、FAXなどもなくてはならないビジネスツールです。
一刻も早く、原因究明および確実な対策を講じてほしいと思います。
当社も1年前からひかり電話を導入して使用していたが、昨年9月に3日間の障害に巻き込まれてしまいました。
しかもFAXまでひかり電話にしていたため、電話+FAXがまったく使えない状態が3日間も続きビジネスの影響は甚大でした。
それよりも、ひかり電話をビジネスホンとともに導入していただいたお客様にかなりのご負担をおかけしたことが心痛でした。
導入のお客様1件ごとに連絡を取って状況を確認するとともに、NTTからの対応状況をお知らせするようにしました。
その後、お客様個別に対応策を提案して改善実施しました。
例えば、FAXがひかり電話になっている場合には、アナログ回線に戻して接続替えを行ったり、ビジネスホンの最新データを自動ダウンロードできるようにしたりして当社でできる範囲で対策を講じました。
販売においても、ひかり電話を導入する場合においては障害の場合の説明とバックアップ回線(FAXなど)を必ず導入していただくことを充分説明してご納得いただいた状態で販売することにしました。
これは、現在でも続いて実施しています。
それにしても、これからインフラの主体となるべくIPネットワークがこれほど脆弱とはおどろきですね。
しかも1年前から立て続けに障害が発生しています。
使用するユーザーや販売する業者としてはこれから何を信じてどう導入していけばいいのかを熟慮していかなければならない。
通信業界は、携帯電話・IP・ブロードバンドなどが複合化してどんどん進展していきますが、安心感や信頼性は以前に比べて低下しているように感じます。
やはり、人がやることであり複雑化すると人為的なミスが発生してくることは避けられません。
しかし、これを最小限に抑え、対応策をひとつひとつ確実に行うことが新しい技術を浸透させていく最大の近道かもしれません。
当社も通信ネットワークの一翼を担っていますので、できることを精査して行動していこうと思っております。
電話とビジネスホンの変遷
1975年(昭和50年)からビジネスホンを販売してきましたが、32年後の今と比較して電話とビジネスホンの何が変わったかを検証してみました。
■1975年~1979年
通信環境:
・電話加入者3000万突破('75)
・アメリカ電話機自由化
・プッシュホンによる座席予約サービス('75)
・G2-FAX勧告化('76)
電話、ビジネスホンなどの商品:
・アナログ1分FAX('75)
・G3 FAX('79)
■1980年~1989年
通信環境:
・第二次回線開放('82)
・光ファイバーケーブル電送の運用開始('82)
・NTT発足('85)
・INSネット64サービス(ISDN)開始('88)
・INSネット1500サービス(ISDN)開始('89)
・G4-FAX勧告化('80)
電話、ビジネスホンなどの商品:
・電子ボタン電話(電子型ビジネスホン)('80-'81)
・デザイン(装飾)電話機発売多し('85~)
・デジタル電子ボタン電話(デジタルビジネスホン)('86~)
■1990年~1999年
通信環境:
・WWWの発明('92)
・モザイクブラウザの発明
・PHSサービス開始('95)
・ナンバーディスプレイサービス開始('97)
・IPv6標準化('98)
・NTT分割('99)
電話、ビジネスホンなどの商品:
・PHSコードレス電話機('94)
・デジタルビジネスホンコードレス電話機('95)
・インターネットFAX('96)
■2000年~2005年
通信環境:
・e-Japan構想('00)
・フレッツISDN・ADSL開始('00)
・FTTH試験サービス開始('00)
・Bフレッツ開始('01)
電話、ビジネスホンなどの商品:
・デジタルコードレスシステム('03)
・IP電話サービス対応ビジネスホン('02)
ビジネスホン販売の昨今
ビジネスホン販売の環境が変化していることを気づいていますか?

ビジネスホン販売は一昨年からのリース問題などが未だに尾を引いています。
リース会社の審査でも確認書類などが増えていて販売にもかなり支障が出ているようです。
私も長らくビジネスホン販売の世界にいますので、多かれ少なかれ問題があって販売に影響があった時代を経験しています。
でも現在の販売低迷は、リース問題などだけではない気がします。
それは、携帯電話の普及やメール通信などとも大いに関係があると思います。
一般家庭では「イエ電」はほとんど使用されていない状況で、家族は個室で携帯電話で知人や友達と連絡を取り合っているイメージです。
たまに田舎のおじいちゃんやおばあちゃんからの電話くらいではありませんか。
連絡手段も通話ではなくメールが主体ということなっているのではないのでしょうか?
まさに「イエ電」はあるだけという状態で、基本料金のみを払っているだけかもしれません。
会社でも取引先の営業マンへの連絡は携帯電話に連絡することが多くなっていませんか?
会社へかけて連絡するにも朝一番か夕方遅くになりますが、それでもつかまらないケースが多いのが現実です。
連絡は携帯電話やメール送受信で行い、ビジネスホンでの連絡が以前よりかなり少なくなってきているのではないかと感じています。
そうなれば、会社も外線を減らし、電話機も減らすということをしているのかもしれません。
このように、環境の変化によって通信手段が変わっていけば従来のビジネスホンなどの電話設備の使い方も大きく変わることは必須です。
ましてこれから携帯電話の通話も定額制となればますます通信手段は携帯電話やメール送受信が中心となってくると思われます。
そのような厳しい環境において生き残っていくには、知恵を絞り創意工夫をしてくことしかないのないです。
ビジネスホンの販売においても、工夫を重ねて他社とは差別化したやり方をしていくことが生き残るすべかもしれません。
共に、知恵と汗を出してこの厳しい時期を乗り越えたいと思います。
ビジネスホン営業の今昔
ビジネスホンの営業で30年経過した営業の今昔を振返ってみます。

■1975年~
ビジネスホンがまだ電磁式の頃でした。
太いケーブルで配線している時代で、電話回線もアナログ回線だけで最大10回線を接続するのが最大容量でした。
この頃の営業は、単独電話機を複数台で使用するのと比べて、ビジネスホンを使うことによるメリットを説明しなければならない営業でした。
そこで、新築の事務所を狙って売り込みをかけていました。
特に、階層がある事務所ではビジネスホンのメリットが説明しやすく理解が早いのでここをターゲットにしていました。
■1981年~
電子ボタン電話装置が発売されて、電磁式に比較して様々な機能が増えていきました。
例えば、オンフックダイヤルなどはこの商品での機能でした。
従来型では受話器を上げずに電話ができることなどなかったため、非常に便利な機能でした。
また、当時はプッシュホンは付加使用料金が高額であり、この料金を安くするためプッシュホンからダイヤル式に戻してビジネスホンのプッシュ機能(アウトパルス方式)を使うことにより、料金を安くする売り方が流行りました。(外観から見た電話機は、プッシュホンそのものです)
また、電電公社のレンタルビジネスホンをリース方式によりリプレースが盛んに行われました。
■1985年~
電電公社が民営化してNTTが発足しました。
回線や端末機など多くのことが激変していきました。
この頃には、ビジネスホンもかなり性能が良くなり、電磁式のビジネスホンはかなり少なくなっていました。
NTTになってからはレンタル制度も無くなり、同じリースでの販売となり同じ土俵で戦うことになりました。
新電電ができて、長距離通信回線がNTT以外でも販売ができるようになり、特に市外電話の料金を安くするサービスいわゆる「LCRサービス」が大きなセールスポイントとなっていました。
特定の市外局番をダイヤルするとある新電電回線につながって通話をするとNTTより何%程度安くなるというふれこみでビジネスホンを販売していました。
■1990年~
携帯電話やPHSも使用開始されて、電話もコードレスの時代に突入していきました。
ビジネスホンも事業所コードレスシステムと呼ばれる商品が発売されて、装着される比率も高まってきました。
レイアウト工事費用がかからないビジネスホンをセールスポイントに販売をしていました。
■2001年~
マイラインはNTTだけではなく、使用者が通信業者を自由に選択できる制度です。
マイラインは、市内・県内市外・県外市外・国際の4区分に分かれていて使用者が自由に選択できるという制度であり、猫も杓子もマイライン戦争へと突入しました。
ビジネスホンもこの制度に便乗するようにセールスポイントにして販売していました。
■2002年~
インターネットの普及率が高くなり、公衆通信網に対してIP電話サービスが出現してきました。
IP電話は、回線交換と違い回線を占有することがないのでコストが安くできることが大きなポイントとです。
ビジネスホンにも一般回線に加えてIP電話サービスを長距離電話に使用するケースが多くなりました。
これにより、ランニングコスト削減をセールスポイントにしていくことにより拡販していきました。
サンビジコム トップページを新しくリニュアルしました。
本ブログと連携しているサンビジコムトップページがリニュアルされました。

当社は、ホームページを中心にした展開で事業を行っております。
したがいまして、ホームページは会社の看板であり、収入源でもありそして営業マンの代わりとして24時間勤務もしてくれるという働き者です。
その顔と言うべきのトップページをリニュアルしてリリースしました。
今回のテーマは「安心と信頼が見えるトータルオフィスプランナー サンビジコム」です。
とかく、ネット販売はバーチャルショップであるため見えない=(イコール)不安・心配がつきまといます。
安くていいものを早く手に入れるには最適の手段なのかもしれませんが、前者のことが常に気になるところです。
そこで、通常のショップで購入するのと同じ感覚で安心して購入していただけるにはどうしたらいいのかを考えたところ今回のサイトに至りました。
■「サンビジコムが見える」
一番目立つ左上に当社オフィスの写真とそこで働く社員の姿を掲載しました。
さらに、「会社概要」「当社の信条」「沿革」「社長のブログ」などをわかりやすい場所に並べて見ていただくことにしました。
また、何をどのように販売しているのか、コンセプトは何かなどをわかりやすく説明しております。
■お得意様に何度も来ていただけるサイト
サンビジコムから一度でもご購入していただいたお客様に今後何度も訪れていただけるようなサイト作りをめざしました。
お得意様専用の入口を設け、そこから入っていただければ「お買得情報」「新商品情報」「情報交換の広場」などのメリットある情報を提供します。
さらに、目的の商品を選びやすくまた本ブログなどと連携して見れるような配置になっております。
■トータルオフィスプランナーをめざします
当社コンセプトの「トータルオフィスプランナー」は、オフィスに関するもの全てをワンストップで取扱うことにより、お客様に手数をかけずに「いいもの」を「安く」「早く」さらに「安心・信頼」をお届けします。
このテーマをより発展させていくために従来取扱している商品・サービス以外も積極的に取組んでいきます。
それにより、お客様の利便性・経済性そして安心・信頼してお任せいただける体制を構築してまいります。
以上がトップページをリニュアルした詳細説明です。
一度、ご覧いただければ幸いです。
2006年ビジネスホン販売を振返って
2006年もあと少しで終わろうとしています。
今年1年のビジネスホン販売は逆風の1年でした。

昨年暮れに起こった電話機リース問題は、今年1年ビジネスホン販売を低迷させる大きな要因となりました。
当社でも以前に比べて問い合わせ数も減っている状態です。
また、成約してもリース与信審査のハードルが高くなかなか通らない状況が出ております。
これらの影響により低迷した販売状況が現在もなお続いております。
詳しいことは、
悪質なビジネスホンリース販売に注意して下さい。
また、9月中旬にNTT東日本ひかり電話の通話障害は3日間にわたり発生しました。
これにより、発着信ができないなど大きな社会問題ともなりました。
当社でも6月にひかり電話オフィスタイプを導入して使用していましたが、この障害によりかなりの打撃を受けました。
特に、FAXもマイナンバーにしていたためFAX送受信もできず大変でした。
このため、障害後にFAXをアナログ回線に変更することにしました。
また、お客様にも大変ご迷惑をおかけすることになりましたが、当社としては連絡を取るなどして不十分ながら対応させていただきました。
今後、ひかり電話を販売する際には、お客様と十分打合せをして導入するように社内で徹底しました。
詳しいことは、
NTT東日本、ひかり電話通信障害について
以上2点が当社がとらえた、2006年ビジネスホン販売を振返っての出来事です。
このほかにも、IPネットワークの進展や新商品など話題が多かった1年だったかもしれません。
2007年は、この停滞感を払拭できる環境になってほしいと思うこの頃です。
ご愛読いただいた皆様、本当にありがとうございました。
来年以降も電話機とビジネスホンの専門サイトを続けてエントリーしていきますので、引き続きご愛読いただけます様、お願い申し上げます。
良い年をお迎え下さい。
最近のビジネスホン動向について>>IPシステムとIP-VPN
最近のビジネスホンについて感じることを記述してみます。
■IPシステムについて
ビジネスホンというと主装置とキーテレホンというイメージが定着しています。
いわゆるレガシータイプのシステムです。
最近は、中小企業にもIPシステムが広がりつつあります。
外線IPはレガシータイプでも取り入れられていますが、内線IPはレガシータイプではできるものとできないものとがあります。
外線IPは、プロバイダのIP電話サービスを利用して通信コストを削減することが目的ですが、内線IPはLAN配線を電話とパソコンネットワークと共用することで移動・移転コストを削減することができます。
現状、中小企業ではレガシータイプに外線IPを接続してIP化をしているケースが多く見られますが、今後は内線IP化も進展していくと考えられます。
いわゆるフルIPシステムです。
フルIPシステムにおいては、レガシータイプIP-PBXからIP SIPサーバーシステム(IPテレフォニーシステム)に変わっていくことが予想されます。
SIPサーバーシステムは、装置のサイズもレガシータイプに比べて格段に小さくなりスペースの大幅な節約になります。
通信網のグローバルネットワークのIP化が進展してくることにより、ローカルシステムのIP化は間違いなく進んでいくと思われます。
■端末機について
レガシータイプでは、固定多機能電話機・PHSコードレスホン・単体電話機などが端末機の中心ですが、IP化が進んだ状況では下記のようになることが想定されます。
1.固定IP電話機:LAN配線を電話機に接続してパソコンは電話機のポートと接続する
2.無線IP電話機:内線専用型無線IP電話機(アクセスポイントと無線接続)
デュアル端末機~社内ではコードレスホンとして、社外では携帯電話として使用
3.ソフトフォン:パソコンに電話機ソフトをインストールして画面表示をさせてマウスクリックで発着信を行 い、通話はUSB電話機を使用する。
このような状況であればまさに電話とデータの統合が当たり前となります。
■IPネットワーク
インターネットVPNやIP-VPNを使用して拠点間のネットワークが構築できます。

例えば本社が新宿にあり、支店が池袋と渋谷にあった場合、従来ですと3拠点別々の電話システムとパソコンシステムの構築が必要でした。
拠点間のやり取りは電話の場合は外線を使用するか専用線で接続する形でした。
パソコンネットワークも同様にメールで添付ファイルで送信するか、低速専用線で接続してデータ通信をしていました。
これが、IPネットワーク(IPセントレックス)になれば、本社にSIPサーバーシステムを設置しておけば池袋と渋谷は電話機とパソコンだけでネットワーク構築ができるのでコストが大幅に削減できます。
池袋と渋谷の拠点では、新宿本社とまったく同じ電話機操作(発着信・保留転送・内線通話)が可能となり拠点が不在になっても本社で代理応答が可能となりますので、人件費の節約にもなります。
さらに拠点の営業社員にはデュアル端末機を使用させれば、社内と社外で使えますので導入費用が削減できます。
同様に、パソコンネットワークも本社のサーバーに直接アクセスが可能となりますので、業務スピードの向上になります。
このようにIPセントレックスを使用すればかなりのコスト削減と生産性向上に寄与できます。
■ご提案システムについて
当社では、これらに対応すべくシステムを取扱ってきました。
1.X7000システム
・フルIPシステム、SIPサーバーシステム
・外線:ISDN回線2本4ch、アナログ回線1本1ch、ひかり電話オフィスタイプ、ひかり電話ビジネスタイプ
合計20chまで接続可能
・内線:多機能固定IP電話機、無線固定Ip電話機、デュアル端末機FOMA N900iL、単体電話機2台
合計50台まで接続可能
・VPN:NTTフレッツグループアクセス接続により上記説明のVPNシステムの構築が可能
詳しいことは、NTT X7000システムをご覧下さい。
2.xCube(クロスキューブ)システム
・フルIP、オールインワンSIPサーバーシステム
・外線:ISDN回線2本4ch、フュージョンIP電話4ch、ひかり電話オフィスタイプ4ch 合計8ch
・内線:多機能固定IP電話機、内線専用型無線IP電話機、デュアル端末機FOMA N900iL、ソフトフォン
合計32台まで接続可能
・VPN:NTTフレッツグループアクセス接続により上記説明のVPNシステムの構築が可能
詳しいことは、
オールインワンIP-PBX:xCube(クロスキューブ)中小規模向けIPビジネスホン
オールインワンIP-PBX:xCube(クロスキューブ)中小規模向けIPビジネスホン>>続き
オールインワンIP-PBX:xCube(クロスキューブ)中小規模向けIPビジネスホン>>続き2
オールインワンIP-PBX:xCube(クロスキューブ)中小規模向けIPビジネスホン>>続き3
オールインワンIP-PBX:xCube(クロスキューブ)中小規模向けIPビジネスホン>>続き4
電話の回線の変遷について>>アナログ回線とISDN回線
アナログ電話回線から始まり、ひかり電話回線までの回線の変遷を検証してみます。
今回は、アナログ回線とISDN回線についての詳細です。

■アナログ電話回線とは
NTT交換局と会社・家庭を銅線(メタル線)で結ぶ音声通話専用回線です。
交換局との距離が長くなる程、音声が減衰してしまい、いわゆる聞こえにくくなってしまいます。
この減衰量を低減させるために、交換機と電話機に様々な工夫が施されており現在の通話品質となっています。
また、雑音が混入しやすく、この雑音対策もアナログ回線の大きな課題でした。
インターネットで使う、ADSL回線はこのアナログ回線を使います。
音声通話とデータ通信は周波数が異なりますので、1本のメタル線に同時に信号を流すことが可能です。
また、発信時にダイヤルする方式には、プッシュ方式とパルス方式があります。
プッシュ方式は、いわゆる「ピポパ」と発信音が出て相手につながる方式で、周波数の組み合わせでの発信となります。(相手に早くつながります。)
一方、パルス方式は、一昔前までの回転ダイヤル式に対応していた方式で、番号をダイヤルするたびに「ジジジジ」という音がします。
すなわち、「1」を回すと、1つのパルス信号が発生してメタル線を通して交換局にその都度送信されます。
全てがダイヤルし終わりますと、無音状態となりその後相手を呼出してつながります。
アナログ回線を使用する場合は、プッシュ方式とパルス方式のどちらも選択できますが、プッシュ方式の方が相手とつながる時間が短いことと、つながった後にPB信号(MF信号)を送出できますので、各種サービスなどに対応できます。(銀行サービス、予約サービスなど)
一方、パルス方式ではこれらのサービスには対応できません。(つながるのに時間がかかります)
料金は、最近プッシュ方式とパルス方式も基本料金のみでの使用が可能になりました。
(以前は、プッシュ回線は基本料金のほかに@390円が必要でした。)
■デジタル回線(ISDN回線)とは
ISDN回線もアナログ回線と同じ、メタル線を使用しています。
アナログ回線は、音声をそのまま電気信号としてメタル線で伝送していましたが、ISDN回線は、音声を「1と0」のデジタル信号に変換して伝送をしています。
音声をデジタル化しているため、雑音がなくまた距離による減衰も少ないので通話品質が高く、クリアな音質が実現できます。
また、音声以外にもコンピュータやFAXなどのデータ信号を送受信するのも最適の回線です。
伝送速度もアナログ回線は56Kbpsですが、ISDN回線1本で128Kbpsの速度が出ます。
これにより、電話の回線を使ってデータの送受信が簡単に使うことができるようになりました。
ISDN回線1本で128Kbpsの速度が確保できますので、64Kbpsの音声が同時に2ch送受信することが可能です。
すなわち1本のメタル線で同時に2chの音声通話などが可能となります。
この他に、光ファイバーを使用して最大24chの同時通話が可能となるISDN1500もあります。
ISDN回線を使用するには、DSU(回線終端装置)が必要です。
これは、デジタル信号をアナログに変換(またはその逆)するために必要なアダプタです。
DSUにアナログポート(電話機を接続するモジュラージャック)が付いているTA(ターミナルアダプタ)がありますので、NTTからのジャックと電話機の間に接続して使用します。
なお、最近のビジネスホンはISDN回線直収というタイプがほとんどで、TAなどのアダプタは不要です。
また、ISDN回線はADSL回線とは周波数の関係があり使用できません。
ADSL回線が必要な場合は、アナログ回線を使うか専用型のサービスを受けることになります。
■アナログ回線とISDN回線の使用用途(使い分け)
アナログ回線
・一般通話回線用として使用します。
・FAXなどの回線として使用します。(1ch用として使用)
・アナログ回線専用サービス用
警備回線、銀行サービス、バックアップ用回線
ISDN回線
・音声回線として使用します。
1本で2ch分使用できますので、効率が良く経済的です。
音質もクリアですので通話用として最適です。
・データ通信用
低速のデータ通信用としての使用。
音声用のBchのほかにDchも使用できます。
同番移行(ナンバーポータビリティ)と代表組
アナログ→ISDN、ISDN→アナログへの同一地域での同番移行が可能です。
また、アナログ回線とISDN回線の代表取扱が可能です。(一部できない場合もあります)
ひかり電話は、IP電話の究極>>当社での導入までの過程
今年5月から発売された「ひかり電話オフィスタイプ」は、今使っている電話番号がそのまま使えるIP電話です。
通話料は、全国一律8円/3分で通話品質も固定電話と同等なので安心して使用できます。
ひかり電話のイメージ図
■4年前にIP電話を導入して
4~5年前にIP電話が発売されました。
当社でもその時いち早く導入して試してみました。
KDDI DIONのIP電話でした。
使ってみて感じたことは、「安くなるのはいいけれど、こんな音質じゃ使えないなあ」と正直思いました。
無理もないことで、当時はADSL回線を使用してパソコンでのインターネットとIP電話を共用していたので、何か大きなデータを送受信したりすると音声がプツプツと途切れたり、切断したことが何度かありました。
しかも、NTTの局設備から3kmも離れているために、実効速度が1M以下ですのでそのようになることもやむを得ないことだと思いました。
その後、事務所の移転を機会にBフレッツを導入してIP電話を使用しましたが、さすがにADSLのような状況にはならず、かなり快適に使うことができました。
■OCNドットフォンオフィスに変えてから
1年前には、IP電話をOCNドッツトフォンオフィスに替えてダイヤルインなども使用してみましたが、かなり満足できる通話品質を確保できました。
しかし、050番号を使うことにはかなり抵抗がありました。
当社の仕事柄、地方に電話をかける機会が多く、それを全てIP電話を使うことにしていました。
最近では、ほとんどの会社ではナンバーディスプレイで相手番号を表示しています。
そこへ、「050********」表示の電話があった時、「何処からかかってきたか」「携帯やPHSと勘違いされる」など信頼感への懸念がありました。
初めてのお客様への連絡がこのようでは、当社への信頼性が気になりました。
かといって、一般回線を使用すればかなりの通話料金がかかりますので、これは避けたいと思いました。
■ひかり電話を導入してから
その後、家庭向けのひかり電話が発売されて期待感が膨らみました。
近いうちに、オフィスタイプのひかり電話が発売されると期待しました。
その期待通り、今年5月に待望のひかり電話オフィスタイプが発売されました。
実際の稼動は6月ですので、つい2ヶ月余り前のことです。
さっそく当社でもIP電話からひかり電話オフィスタイプに変更をしました。
はたして結果はとても満足できるものでした。
通話音も固定電話と同等以上であり、何より03表示が相手先に出ることが良かったです。
■当社のビジネスホン
当社のビジネスホンは、NTT X7000というSIPサーバーシステムです。
それに、ISDN回線を4ch、アナログ回線を1ch、そしてOCNドットフォンオフィスを2ch 計7chで使用していました。
それを、ひかり電話4chとISDN2ch(ひかり電話ではフリーダイヤルサービスがサポートされていないので残した)、アナログ回線1ch(フリーダイヤル) 計7chとしました。
かける時は、ひかり電話4chを使う(市内・市外)ので、相手先への番号表示も「03-5963-2051」になっていますし、通話料金は一律8円/3分と経済的です。
お客様から受ける電話はISDN回線とアナログ回線のフリーダイヤルです。
■結論
今後は、ISDN回線とアナログ回線も、ひかり電話オフィスタイプがフリーダイヤル対応になればチャンネル数を増やして変更するつもりです。
このように、当社では初期のIP電話から導入・使用してから、ひかり電話への移行により、かなりのメリットが得られたことです。
ひかり電話にも一部の回線にはかけられないことや、停電対策など問題点はあります。
しかし、VoIPという流れの中ではひかり電話はIP電話の究極になると感じています。
最近では、お客様から「ひかり電話にしたい」という問い合わせが多くなっています。
まだ、始まったばかりでこのような状態なので、今後が楽しみです。
ひかり電話についてのビジネスホンブログ
ビジネスホン販売30年間の営業道中4>>コードレス電話機がビジネスホンを変えた
1990年(平成2年)頃より、ビジネスホンにもコードレス電話機が使えるようになってきた。
当初は、家庭用と同じアナログコードレス電話機でしたが、その後音質とセキュリティがしっかりしたデジタルコードレス電話機が誕生して、ビジネスホンもコードレス化が拡大していった。

■アナログコードレス電話機を接続して使う
コードレスホンは、家庭用電話機として開発・普及が先行していました。
これはアナログコードレス電話機であり、盗聴されるなどで問題になったこともありました。
当初、このアナログコードレス電話機をビジネスホンに接続して使用していました。
発信は、0発信で、着信応答は通話ボタンで、転送はキャッチボタンを押して相手先内線番号をダイヤルして通話後転送という操作方法でかなり使いにく状況でした。
しかも、こもったような音となり、ビジネス電話機としてはいまいちという感じでした。
■デジタルコードレス電話機の出現
1995年(平成7年)頃には、デジタルコードレス電話機が誕生してきました。
当初は、アナログ電話機のような単体電話機をビジネスホンに接続して使ったが、そのうちに多機能電話機と同様に外線キーが付いていて、保留・転送が簡単にできる多機能デジタルコードレス電話機が発売されました。
これにより、コードレス電話機もビジネスホンとして本格的に使用できる形となりました。
■コードレス電話機の種別
①携帯型コードレス電話機:携帯電話と同じように移動しながら使える電話機
②卓上型コードレス電話機:固定電話機の形でコードレスタイプの電話機
③カールコードレス電話機:受話器部分がコードレスホンになっていて受話器コードなしで使用可能
■コードレスシステム営業
コードレスの利便性は、社内で電波が届く範囲であれば何処にいても電話ができることです。
「席を外すことが多い方や物を探しながら電話をするなどには最適システム」というフレーズで販売活動を行ないました。
これ以外に、レイアウト変更などが多い会社では変更時の工事費用が多額となるので、「コードレスであれば自由に移動ができるので、移設工事費用がいらなくなる」というセールスポイントを使いました。
このメリットにより、固定電話機からコードレス電話機に変えていただいくユーザーは多くなりました。
このように、以前ではビジネスホンは固定電話機というイメージから、コードレス電話機の採用により社内の何処にいても電話ができるという利便性と、移設工事費用がかからない経済性の2面がコードレスシステムのセールスポイントになりました。
コードレスビジネスホンの詳しいことはこちらから
ビジネスホン販売30年間の営業道中3>>通話時間と通話料金が見えるビジネスホンの出現
1985年昭和60年頃には、電子式ビジネスホンも各社がしのぎを削った新商品が発売されました。
その中でも、当時高価であった液晶を電話機に搭載したビジネスホンが出現しました。

当時のビジネスホンは、電話機はかける受けるの機能があればよし...という感じでした。
電子化による技術革新で、電話機にも表示機能が付けられるようになってきました。
当時発売したあるメーカーの商品では、「見える電話機の出現!」とキャッチアップしていました。
今ではディスプレイ付きの電話機は家庭用でもありますが、この機能が付くことにより色々な機能・性能向上が図られました。
下記は、主な機能です。
①通話時間・料金表示
電話機のディスプレイに、外線とお話し中の時間および通話料金を表示しますので、長電話を防止し、通話料金が節減されます。
②日時表示
電話機を使用していないときには、ディスプレイに日付・曜日・時刻を表示します。
③ダイヤルモニタ
ダイヤルした電話番号がそのままディスプレイに表示されますので、間違った相手にかける心配がありません。
特に、通話時間・料金表示は当時としては画期的なことでした。
従来、通話料金は電電公社(現在のNTT)から送られてくる請求書で料金を知ることしか方法がなかった時代でしたから大変驚きました。
この機能をセールスポイントにして、「電話機にメーターが付きました」とPRして通話料金の節減を訴える販促策で拡販しました。
この販促策はかなり効果がありまして、導入する企業が増えていきました。
このように、電話機はかけ受けするものだけから、ディスプレイの情報(相手先番号や名前、通話時間・料金など)をタイムリーに知ることができるツールに変わってきました。
今では、携帯電話ではディスプレイも大きくなり、カラーでビジュアルになっていますが、電話機にディスプレイは、この時代から始まったのです。
ビジネスホン販売30年間の営業道中2>>電子式ビジネスホンの出現
今から25年前の昭和56年にビジネスホンの世界で画期的な技術革新が起こりました。
それは、従来のリレーなど中心の電磁式ビジネスホンから、電子化されたビジネスホンの誕生でした。

太いケーブルが細くなった 国内初電子式ビジネスホン
電子機器にマイクロコンピュータが内蔵されるという今では当たり前になっていることも当時としては、画期的なことであり、これにより電話システムに大きな変革をもたらしました。
まず、通話回路を電子化することにより、太いケーブルのシステムが4芯ケーブルという細いケーブルに変わることにより、工事施工時間が大幅に短縮されたことやケーブルの太さゆえに台数制限などが取り払われてしましました。
また、マイクロコンピュータの採用により、機能が大幅にアップして従来は20程度から100程度まで増えることにより、新しい需要も出てきました。
このような状況で、電磁式から電子式への取替需要はすざましい勢いで起きてきました。
まさに、売り手市場そのものだったのです。
当時、メーカーでは商品の製造が間に合わず、納期が1~2ヶ月位かかるという異常事態でした。
そのような状況での販売活動といっても、販売店へ行って納期の折衝や、ユーザー先へ出かけて行き謝るという状態でした。
その後、供給体制も整い販促活動が強化されてリプレース(取替)が盛んになってきました。
この時の主な販売方法は、電磁式では外線数や電話機台数の容量が小さかったが、電子式は外線数や電話機台数の容量も多く設置できるので、電磁式を2セット設置している場合、電子式で1セットにまとめることにより、使いやすさが向上するというセールスポイントでした。
また、プッシュホンが普及してきた頃でもありビジネスホンでもプッシュ式タイプが設置されるようになった。
しかし、1回線600円という付加料金がかかるので躊躇するユーザーが多かったが、電子式にすることによりダイヤル回線のままでプッシュ電話機で使えるというセールスポイントも使えました。
電子式ビジネスホンが発売された頃はまさに、ビジネスホンの全盛時代だったとも言えます。
ビジネスホン販売30年間の営業道中1>>事前申請と許可、検査がありました。
ビジネスホンの販売をしていて注意していることを記述しました。

私は、ビジネスホンの販売に従事して30年の歳月が経ちました。
電磁式のビジネスホンから始まり、電子式、デジタル式、そしてIPシステムになった昨今まで、技術革新により激変してきたビジネスホンの歴史を体験してきました。
販売についても、時代の変遷とともに変化してきており、当初は「ビジネスホンとはこのような機能があり便利に使えますので...」といった説明から入っていったものでした。
機能・性能もシンプルで、まさにビジネスホンの5大機能「発信・着信応答、保留、転送、内線通話」を使えるだけでした。
導入企業の多くは、単独電話機を並べて使っている事務所での採用でした。
また当時は、電電公社(NTTの前身会社)が通信ネットワークを独占管理をしていたため、民間ビジネスホンを販売するには、技術基準(電電公社法)に準拠した商品しか公衆回線に接続することができないため、電話局などへ申請書類を持参して許可をもらいます。
許可が下りてから、本設置工事となります。
工事完了後は、電電公社職員の立会い検査を受けて合格してから使用開始となります。
このように、今では考えられないような複雑で面倒な手続きを経て販売が完了ということになります。
したがって、見積から始まり、完了・使用に至るまでは相当な時間がかかりまた、お客様に長くお待ちいただくことになり大変でした。
ビジネスホン代金の支払い方法も、当初は現金支払いか約束手形支払いが中心でした。
その後、リース活用が盛んになり、現状と同じようになりました。
この頃、プッシュホンといわれたプッシュ式回線が出現してきて、「これからは電卓と同じようになる」と言われました。
当時は、ダイヤル式がほとんどで、ダイヤルスピードも遅くて相手につながる時間もかかるので、相手が話中であった時などはかけ直しが大変でした。
このように、ビジネスホンの販売をするにもかなりの知識や技術が必要となり、販売というより技術説明と言った方が早いのかもしれませんでした。
次回は、技術革新が進展して電子式ビジネスホンの出現による販売道中を記述いたします。
ビジネスホンのリースは、契約期間に注意が必要です。
ビジネスホンを導入していただくユーザーの大半がリースを活用しています。
これは、リースのメリットである初期導入費用がかからず、毎月の経費で処理できて固定資産にならないので手軽に導入できるからだと考えます。

ビジネスホンは、法定耐用年数はデジタル型(現用の商品のほとんど)が6年、アナログ型が10年となっています。
また、下記のリース期間を定める規定もあります。
1.適正リース期間の下限
物件の法定耐用年数が10年未満のものは70%以上(端数切り捨て)、法定耐用年数が10年以上の場合は60%以上と定めています。
2.適正リース期間の上限
物件の法定耐用年数の120%以内(端数切り上げ)と定められています。
上記の規定では、ビジネスホンの適正リース期間は、5・6・7年となります。
主流は、7年が多いようです。
電話機は、故障も少なく長く使うものなのでいいように思いますが、実はこの年数はユーザー側からの要望から決められることよりも業者の都合で決めることが多いのです。
例えば、物件価格1,000,000円の場合、
5年リース:20,000円/月(料率により金額が前後します)
6年リース:17,000円/月( 〃 )
7年リース:15,000円/月( 〃 )
上記を比較すると、5年と7年には月額5,000円の差があります。
したがって、販売業者は安く見せるために7年リースで勧めます。
業者にとっては、物件価格1,000,000円がリース会社から工事後入ってくることになり特に損になることはないので、売りやすい方がいいに決まっています。
しかし、導入されたお客様はそうではないのです。
すなわち、年数が長いほど総支払額が多くなるからです。
5年リース:20,000円/月 >>20,000×60ヶ月=1,200,000円
6年リース:17,000円/月 >>17,000×72ヶ月=1,224,000円 5年との総支払額の差額24,000円
7年リース:15,000円/月 >>15,000×84ヶ月=1,260,000円 5年との総支払額の差額60,000円
上記の結果となり、長いほど総支払額が多くなってしまいます。
また、技術革新が早い昨今は、新しい技術の出現でビジネスホンもかなり影響を受けます。
例えば、IP電話サービスがビジネスホンに装着されだしたのはここ1・2年前からです。
すなわち2・3年前のビジネスホンではこれに対応できていないものもあり、IP電話サービスが受けられない場合もあるわけです。
当社では、これらのことを考慮してお客様には5年リースをおすすめしております。
これは、お客様の利益にもなり、商品陳腐化による取替要望にもかなり対応が容易になりますので今後もこの体制で進めたいと考えております。
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実際のビジネスホン販売ドキュメントのご紹介
筆者がビジネスホン販売商談のためにユーザー先での営業活動の一部をご紹介します。

■いきさつ
4月中ごろ、当社のホームページをご覧いただいたユーザーから見積依頼のメールをいただきました。
内容によりますと、現状使用中のビジネスホンが古くなり故障がちとのことで取替をしたい意向でした。
一度、来てほしい旨のご要望があり、訪問することにしました。
■訪問
ビルの6Fの事務所を訪問し、担当者の方と面談をしました。
ネットでの販売の場合、訪問しないで成約することもありますが、ビジネスホンの場合は現場を実際に見ておく必要もありますので、できるだけ事前訪問をするようにしています。
現状は、10数年前に導入した古いビジネスホンが設置されていたが、故障がちとのこと。
早急に取替をしたいとのことでした。
電話機は、6F・7F・8Fで合計10台設置。
同じビルの7F・8Fにも電話機をそれぞれ2台づつ設置したい。
また、6Fと8FにはFAXをそれぞれ1台づつ設置したい。
外線は、ISDN回線3本6chで代表ダイヤルイン、代表番号で4chが代表着信、2chはダイヤルイン番号に着信するシステムで使用中。
現状を把握したので、最適システムで見積を提出すると伝えた。
■見積提出
この条件では、岩通テレモアEXが最適と考え、見積書を作成しました。
このシステムは、外線8ch、電話機24台、FAXを接続するポートが2つあるのでこのユーザーには最適であると判断しました。
価格もできるだけ安く提供できるように算出して作成しました。
FAXで見積書を送信して、担当の方に電話をしてすぐに成約をいただけました。
■設置工事
当日、私は所用のため出向くことができないので、工事作業者には事前によく説明しておきました。
通常では、工事開始前に私も出向いてお客様・作業者に確認をしてスタートするようにしています。
現状と同じ配置なので配線もそのまま使用できるので作業がスムーズに進み、設置が完了しました。
ビジネスホンは今後どうなっていくか
今から47年前に国内初のビジネスホン(当時はボタン電話と呼ばれていた)が発売されて以来技術革新と相まって急速な進化を度遂げることとなりました。
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通信技術の発展は、アナログからデジタルへの技術革新とインターネットプロトコル関連技術の進展といった2つの切り口から見ていくことができます。
制度面からは1985年にNTTが民営化して通信の自由化が大きな契機となり色々な新しい商品・サービスが展開されて本格的な普及が図られた。
ビジネスホン関連分野を見てみると(年代は実際とは異なる場合があります)
1959年(昭和34年)ボタン電話第一号機発売
1960年(昭和35年)自営用品(民間販売)範囲拡大
1981年(昭和56年)電子ボタン電話発売
1986年(昭和61年)~デジタル電子ボタン電話発売
1990年(平成2年)~複合(ハイブリッド)システム発売
1994年(平成6年)~デジタルコードレスシステム発売
2003年(平成15年)~IP電話システム発売
今後の動向としては下記のことが想定されます。(私の独断も入っています)
ビジネスホンとLANネットワークとの配線統合が図られる。(電話とデータの配線が一本化)
ひかり電話が公衆回線に替わって収容され利用されていく。ひかり電話
無線IP電話化によりワイヤレス・IP化が進展していく。IP・無線システム
IPセントレックスなどが普及すれば主装置レスビジネスホンが登場する可能性あり。
VPNの活用により拠点間のネットワーク化が進展する。
コールセンターシステムなど業種・業態別専用システムの集約化など...
以上のような過去の変遷と今後の動向について記述しましたが、ビジネスホンはビジネスの世界ではなくてはならないツールです。
この世界に関わっていることで社会的にも役立っていることを誇りに感じています。
しかし昨今、ビジネスホンを手段として詐欺的な販売や高額販売などの行為に対しては容認できません。
これらが本来の商品価値を損なうことになればビジネス上での損失は大きくなってしまいます。
ビジネスホンの販売に長く関わり、多くのユーザーに導入して喜んでいただいた者として本当に残念に思います。
今後、健全な販売とビジネスホンを使用されるユーザーの満足度が向上する商品・サービスの提供を要望いたします。
NTT回線の代表機能>>代表番号を表示すれば順次着信します。
NTT回線(アナログ・ISDN)の代表機能を使えば電話番号1つだけの表示で複数回線に順次着信となりますので便利です。
■概要
代表機能は、特定の契約者番号に着信した場合に決まった選択方式にしたがって空き回線に順次着信します。
アナログとISDN回線の混在して代表にすることができます。
■用語
代表親番号(パイロット番号):この番号で着信した場合、代表選択を行ないます。
代表子番号:この番号で着信した場合、代表選択を行ないません。
■契約
代表機能は、契約により利用できます。
条件:最大20契約者番号まで組むことができます。
異なる市内局番の電話番号では代表取扱いはできません。
工事費・月額料金:無料
■ISDN回線のみで代表構成をした場合
・標準的は順次サーチ方式
例:3回線毎回:1→2→3の着信順
・ラウンドロビン方式
例:3回線1回目:1→2→3の着信順
2回目:2→3→1 〃
3回目:3→1→2 〃
■アナログ回線とISDN回線を混在代表で使用する場合
1.代表親がアナログ回線の場合
アナログ回線から選択し、アナログ回線が全て話中の場合、次に順次サーチあるいはラウンドロビン方式にしたがってISDN回線から空き回線を選択します。
2.代表親がISDN回線の場合
順次サーチあるいはラウンドロビン方式にしたがってISDN回線から選択してISDN回線が全て話中の場合次にアナログ回線から空き回線を選択します。
ビジネスホンは、発信・着信・保留・転送・内線通話の5大機能が基本です。
ビジネスホンは構内交換機(PBX)と比較して小容量で簡単な操作性をコンセプトに開発されました。別名簡易交換装置とも言います。
発信機能、着信応答機能、保留機能、転送機能、内線通話機能の5大機能がビジネスホンの基本操作となります。

■発信機能
相手先に電話をかける時にランプの点いていないキーを押してダイヤルをします。
相手につながると通話ができます。
この発信機能を便利に使うために下記のような便利機能があります。
空局線自動捕捉>>受話器を上げるだけで空いているキーを自動的に選択してくれます。
短縮ダイヤル>>あらかじめ登録しておけばその都度ダイヤルをすることなく発信ができます。
電話帳発信やオートダイヤル発信もこれと同様です。
ACR発信>>一番安いキャリアの回線を選択できるようにキャリア回線番号(例:NTT東日本固定から携帯電話への発信0036)を自動的に付加して発信することにより電話料金が安くなります。
■着信機能
かかってきた電話を着信応答して通話ができる機能です。
この着信機能を便利に使うために下記のような便利機能があります。
着信自動応答>>かかってきた時、外線キーを押さなくても受話器を上げるだけで応答通話ができます。
局線着信音鳴音指定>>かかってきた電話番号別に着信音を変えることができます。
スライド着信>>転送先を指定しておけばかかってきた電話を指定先へスライドして着信します。
■保留
かかってきた電話を他の人に転送するために一旦待っていただく機能です。
相手先へは保留音が流れます。
この保留機能を便利に使うために下記のような便利機能があります。
局線共通保留>>保留した回線を全ての電話機で再応答ができる共通保留です。ランプが点滅状態となります。
局線自己保留>>自分にかかってきた電話を他の人に間違って取られないようにするために自分の電話機のみランプが点滅となります。他の人の電話機が点滅にはなりません。
保留警報>>保留したままで長時間になりますとかけてきた相手先に失礼となりますので一定時間が経つと電話機から保留警告音が出て早く出るように促します。
■転送
保留にした後、該当の方に転送できる機能です。
この転送機能を便利に使うために下記のような便利機能があります。
簡易転送>>同じデスクの島での転送の場合は「○番に電話です」と声をかけて転送します。
内線番号転送>>違う島や階層が違う方への転送は保留キー→相手先内線番号→相手先と通話(ここで回した方は受話器を置く)→相手が該当局線キーを押す→外の方と通話
■内線通話
内線個別呼出>>相手内線番号をダイヤルすると相手電話機がトーンまたは音声で呼び出すことができます。
この内線通話機能を便利に使うために下記のような便利機能があります。
内線一斉呼出>>全電話機をトーンまたは音声で一斉に呼び出しができます。
内線ハンズフリー応答>>内線で呼ばれた方が受話器を取れない場合、電話機に向かって応答すれば通話することができます。
ビジネスホンコードレス電話機を使うポイントはコスト削減効果
ビジネスホンを導入する場合、固定電話機とコードレス電話機をどう配置するかがポイントとなります。
コードレス電話機にするメリットは利便性を考えがちですが、究極のメリットはコスト削減です。
その理由は、レイアウト変更など頻繁に電話機の移動が発生する場合に業者に依頼をしなくても自分たちでできるので工事費が発生せずまた時間の制約を受けずに変更ができるなどのコストに係わるメリットがあるからです。

■コードレス電話機とは
いわゆるPHSシステムと同じ周波数帯1.9Gzを使用しています。
電波の到達距離は見通し100mですが、室内では遮蔽物もありますので20~30m程度に減衰してしまいます。
固定電話機にも多機能電話機(外線キーが付いている)と単体電話機(外線キーなし、家庭用など)があるように、コードレス電話機にも多機能型と単体型があります。
多機能型は外線キーが付いているので近くの方に転送する際、声をかけるだけで簡単転送ができますので重宝で間違いがありません。
■導入コストについて
コードレス電話機は、子機自体も高いですが基地局(接続装置)というアンテナが1台に1ch必要となりますので余分なコストがかかってしまいます。
例えば、NTTαGXですと固定電話機は\36,000ですが、携帯型コードレス電話機は\43,000と\7,000割高となりしかも1ch用基地局は\50,000で合計\57,000の差額が必要です。
このように導入時のコストが高くなり、固定型電話機だけの導入より台数にもよりますが1.5~2倍のコストアップとなります。
■コスト削減効果
具体的な例 > ISDN回線 4本、電話機 20台、ワンフロアでの場合
・年間2回のレイアウト変更が行われる。(1回に付、約半分の電話機を移設する)
・業者に委託すると1台当たり\10,500(\10,000)の移設工事費がかかる。
導入時費用比較:標準価格比較(標準価格で算出)
固定有線型電話機 1,900,000円(工事費込み)
コードレス電話機 2,700,000円(工事費込み)
差額 800,000円
維持費用比較
固定有線型電話機
@10,000×10台×2回= 200,000円
200,000円×10年=2,000,000円
コードレス電話機 0円
差額 2,000,000円(10年)
結論 ≫ 導入時費用\800,000は、 4年で元が取れます!
事業所コードレスについてのブログ記事
目まぐるしく変わる通信業界、ビジネスホンもこれに大きく影響されます。
目まぐるしく変化をする通信業界。ビジネスホンもこの変化に大きく営業を受けることになります。まさに、ビジネスホンの歴史は通信変遷そのものと言えるかもしれません。
■通信の変遷(概要)
私自身、30年前(1975年 昭和50年)に通信の世界に入りましたが、ビジネスホンを通して通信の世界を見てみた時、さまざまな変遷がありました。
1973年:FAXサービス開始
1978年:加入電話積滞解消
1979年:東京23区自動車電話開始
1983年:全国自動ダイヤル即時化完了
1985年:電電公社民営化
1987年:携帯電話サービス開始
1992年:インターネットの商用利用開始
1999年:iモードサービス開始
2000年:ADSL本格提供開始
2001年:Bフレッツ提供開始
■変遷とビジネスホン
特にビジネスホンとの関連では、
・市外電話サービス:長距離電話事業者(NCC)によるビジネスホンLCRサービス
・ISDN回線:INSネットサービスのビジネスホンへの直収接続
・マイラインサービス:より安い通話料金を選択するACR機能の活用
・直加入電話:ドライカッパー(NCC業者による回線提供)
・IP電話:IP電話サービスのプロバイダIP回線をビジネスホンに接続収容
などがあります。
NTTビジネスホンはシェアNO1です。
NTTビジネスホンのαシリーズは全国で一番販売数が多い商品です。
当社でも主力のビジネスホンです。
NTT X7000無線IP電話機
■NTTビジネスホンの特徴
1.NTTは電話回線を持っているため回線+機器をトータルでサポートができます。
2.NTTは製造設備を持たないのでメーカー各社が設計・製造担当分担でかつ技術力を競って開発するのでいいものが早くできるというメリットがあります。
3.NTT 113番で、対応してもらえる。
4.NTTブランド力で安心感を与えます。
■αシリーズの特徴
各社とも配線方式はスター配線が中心でですが、αシリーズはバス方式があります。
スター方式は、主装置から配線がつながっていますので電話機1台づつ個別配線となります。
バス方式は、イモづる式の配線方式なので電話機を移動しても同じ内線番号で使うことができます。
■当社取扱NTTビジネスホンについて
当社では現在NTTのビジネスホンを中心に販売しております。
NTTビジネスホンを取扱う主なポイントは下記のようなことです。
・ブランド力があり、お客様に信頼感・安心感を与えることができる。
・商品レパートリが多くあるので売る側や買う側により多くの選択権を与えることができる。
・開発・製造メーカーの良いところを取入れているので最新鋭の機能が使える。
・故障などのクレームが比較的少ないため、お客様に安心してお使いいただける。
進化したビジネスホン10 >>CTI(顧客管理)機能
電話とコンピュータを融合した機能で、NTTからのナンバーディスプレイ情報により
コンピュータ顧客データから取り出してパソコン画面に表示させる機能

■CTIとは
・CTIは電話でかかってきた相手先のナンバーディスプレイ情報をパソコンなどのデータベースと
連動して瞬時に画面に表示させることができる機能のことです。
電話に出る前に相手先の情報を把握できるので、これまでの取引情報を確認しながら誰が対応
してもきめ細かい対応が可能です。
■活用例
・デリバリー業種、例えばピザ宅配の場合、電話を受けるとリピートユーザーであればユーザーの
電話番号や住所などの内容を聞き出さなくてもわかるので、対応が早くなります。
コールセンターなどでは、ユーザーの過去の問い合わせ履歴などを入力しておくことにより、
担当が違っても均一な対応が可能となります。
電話をかける業種では、パソコン画面の電話番号をクリックすれば電話機の電話機でダイヤル
しなくても次々とかけることができます。
■機能について
・当社取扱のCTIは下記の通りです。
1.NTT DESKPORT >>NTT商品 αGX、パクシア、X7000などに搭載できます。
・ダイヤル発信機能:パソコン画面の電話帳、発着信履歴から発信することができます。
・電話帳機能:個別500件、共通100件が登録できます。CSVファイルを経由して携帯電話
などの電話帳データを取込むこともできます。
・発着信履歴機能:発着信データを履歴として合計1000件表示することができます。
・検索機能:通話相手に関連した発着信履歴、メール、電話帳を検索し、表示することが可能。
・電子メールソフト連携:電子メールソフトの受信トレイ等からメールを取出して表示できますので
わざわざメールソフトを立ち上げる手間が省けます。
2.イリイ社 BIG顧客管理Pro>>各ビジネスホンメーカーに準拠
・電話が鳴ると>>相手先名を表示、出る前に相手がわかります。
・電話を取ると>>顧客データを自動表示、履歴がわかります。
・未登録も表示できる4000万件の電話帳データベース
・内線通話で画面を転送、取次がスムーズになります。
・相手を指定し、電話を連続発信できます。(アウトバンド)
・販売履歴データを共有できます。(LAN,WAN環境)
・項目のカスタマイズが簡単にできますので、使用側にあった最適な形を作れます。
・ラベル・はがき印刷などに連動できます。
ビジネスホン複合端末システムが誕生
1988年にデジタル化が完了となりました。その後、複合端末装置が登場しました。
従来のシステムとの違いは、ISDN回線の直収、様々な端末機の接続、拡張性のある
ビルディングブロック方式などです。
また、パソコンのアプリケーションをインストールするのと同じようにシステムにアプリケーションを
付加するとコールセンターシステムや病院システムなどにすることができます。
■岩通EVDSシステム
・複合端末装置として、1989年に発売となりました。
ビルディングブロック方式で拡張することが可能であり、システム容量がいっぱいになっても
増設架を積むだけで容量アップができるようになりました。
また、コールセンタシステムや病院システムなどアプリケーションソフト・ハードを追装すれば
ビジネスホンから専用システムに変更することができます。
今までは、特殊なことをするにはハードの追加が不可欠でしたがEVDSはソフトウエアを追装
することにより特殊な機能を実現できる画期的な商品となりました。
以降、EVDSはバージョンアップやアプリケーションの追加でシステムを拡張することになり
現在のテレマージュに受け継がれています。
■各社の動向
・NTTは、αⅡハイブリッドシリーズ、NECポピュール、日立ET-iシリーズなどがEVDS相当する
商品と思われます。
進化したビジネスホン9:転送電話と留守電機能が付いた
事務所で電話を受けられない場合、携帯電話などに転送できる転送電話機能と
休日など不在時には留守電で応答できる機能が内臓されたシステムも出てきました。

■転送機能:NTTボイスワープ機能を使用しなくてもビジネスホン内臓機能で使えます。
1.ダブル鳴音転送:会社と転送先の両方を同時に鳴音させ、先に応答した方が通話できます。
2.ステップ転送:一定時間会社の電話を鳴らし、応答がなかった場合に転送します。
3.チェーン転送:転送先が一定時間応答しない場合、または話中の場合別の転送先に転送します。
4.VIP転送:特定の相手の電話だけを転送/非転送に設定することができます。
5.通話中手動転送:通話中に着信があってもワンタッチであらかじめ登録しておいた転送先へ転送
することができます。
※NTTボイスワープの無条件転送や出先からの転送先変更なども可能です。
上記転送機能は、岩通テレモアEXの機能です。詳しくはこちらをご覧下さい。
■留守番電話/通話録音機能
1.デジタル留守番電話:店舗兼自宅などで留守番電話を使い分けたい場合、電話番号ごとに最大
6系統の留守番電話の設定が可能です。
2.通話録音機能:ワンタッチの操作で重要な会話や間違いやすい複雑な注文など通話録音内容を
録音することができます。
3.ロング録音時間:通話録音/留守録ユニットには6つのチャンネルがあり、録音容量は通話録音と
留守録合わせてシステム最大360分できます。
4.リモート機能:外出先の携帯電話から、留守録設定、解除、留守録再生、通話録音再生を行う
ことができるので便利です。
※上記転送機能は、岩通テレモアEXの機能です。詳しくはこちらをご覧下さい。
進化したビジネスホン8:IP電話システムの登場
2003年頃から始まったIP電話システムは普及率も高まってきました。
IPシステム使用のコストメリットと通話品質の向上が普及を加速させました。
■IP電話サービス
・プロバイダが提供するIP電話サービスで、同じプロバイダ同士または提携プロバイダ間では
通話料金が無料、全国一律通話料金が3分8円程度、国際電話も低額と通話コストを劇的に
コストダウンさせることができるサービスです。
・ビジネスホンに接続するにはアナログポートとつなぎます。
インターフェイスにはTA(テレフォニーアダプタ)が必要となります。
TAが内蔵されたビジネスホンもあります。
・本サービスを利用することにより、通信コストを大幅に節減することができます。
最近は、現在の電話番号をそのまま使用できるNTTひかり電話サービスも始まりました。
■内線IPシステム
・従来のビジネスホンは専用配線で主装置~電話機となります。
配線方式は主なものはスター配線(主装置と電話機が1対1の配線方式)とバス配線(主装置
と電話機がマルチ配線方式)です。
・内線IPシステムは、パソコンネットワークLAN配線方式と同様に主装置~電話機をイーサネット
LAN配線方式で接続します。
これにより、パソコンLANシステムと電話システムを同一配線上で使用することが可能です。
イメージとしては電話機のHUB端子とパソコンを接続する形です。
・本システムの導入により、従来の2系統の配線状態から1系統配線に集約できます。
電話機やパソコンの移動も近くのHUBに接続ログインすれば同じ内線番号で使用できます。
また、通話優先モードを持っていますのでパソコン上で大きなデータを送信しても電話には支障
なく使用することができます。
ビジネスホンのデジタル化
1988年(昭和62年)頃にデジタル化されたビジネスホンが誕生しました。
■デジタル化により配線が2線式から4線式になりました。
・従来の電子式ビジネスホンは伝送は回線データとその他データがそれぞれ別々に伝送されて
おり、4線式での配線方式を採用されておりました。
デジタル化により、配線方式が2線式でケーブルも細くなりよりフレキシブルな配線対応が可能
になりました。
また、デジタルにより通話品質も向上してクリアーな音質となりました。

■デジタルビジネスホンの例 >>岩通アイピコD-DS
・1988年(昭和63年)に発売されたデジタルビジネスホンです。
308(3局線、8内線)と616(6局線、16内線)の2つのタイプがありました。
デジタル化による配線2線化で配線がフレキシブルになりました。
着信音を電子ボリュームで調整できるなどの機能が搭載されました。
1985年(昭和60年):20年前のビジネスホン
1985年(昭和60年)今からちょうど20年前の時代のビジネスホン
電子ボタン電話(マイコン内蔵電話)が発売されたのは昭和56年です。
それから以後、各メーカーは競って電子化を進めて小型軽量化・高性能化のシステムを
発売してきました。
しかし、従来の電磁式ビジネスホンにくらべ、電子ボタン電話は高機能化が加速して
機能が150を越える状況になり、使う側から「もっとシンプルなビジネスホンを!」という
声が上がってきました。
そこでメーカーもシンプルか使い勝手がいいビジネスホンを発売してきたのがこの年です。
NTT >>ビジネスホンEカスタム(308/512)
松下 >>SSシリーズ(208/308/512)
岩通 >>アイピコZ-MKⅡシリーズ(208/412/616)
東芝 >>EKTS-Cシリーズ(208/616/1250)



など各メーカーが商品を発売してきました。
※308などの表示:最大アナログ3回線接続、最大接続電話機8台が可能という意味です。
次回に続く
ISDN・アナログ・IP回線のメリット・デメリットについて
ビジネスホンに回線を収容する場合、ISDN回線・アナログ回線そしてIP回線のメリット
デメリットを考慮してこれらの回線をどう配分して使うかを決めなければなりません。
■ISDN回線のメリット・デメリット
1.メリット
・デジタル回線のため、ノイズも少なくクリアーな通話品質が確保できる。
・INSネット64では1本の回線で2ch使用できるので、アナログ回線より経済的。
・契約番号以外にも追加電話番号が安いコストで使用できる。
・その他ISDNだけの特別な機能がある。(番号通知、サブアドレス、G4FAX使用など)
2.デメリット
・1本のみで使用したい場合も2chでの使用となりコストが余計にかかってしまう。
・ADSLとの併用ができない。(使用する場合は、別にアナログ回線が必要となる。)
・警備回線などと接続する場合、アナログ回線に比べてアダプタなどが高価になる。
・アナログ回線機器を接続する場合、ターミナルアダプタや内線接続をする必要があり
余計なコストがかかってしまう。
■アナログ回線のメリット・デメリット
1.メリット
・1回線1chなのでわかりやすくムダがない。
・電話専用の回線なので通話に適している。
・アナログ回線機器が全て接続できるので、買い直す必要がない。
・ADSLと共用できるので経済的。
2.デメリット
・回線数が多くなってしまい、ISDN回線に比較してコスト高になってしまう。
・デジタル機器を接続すると電送速度が低下する。
・通話品質がやや劣る。(ISDN回線に比較して)
■IP回線のメリット・デメリット
1.メリット
・通話料金が安い(全国一律料金など)
・同じプロバイダ同士の場合、無料通話となる。
・基本料金が比較的安い。
・光ファイバー(Bフレッツなど)環境であれば通話品質も保持され回線数も多く取れる。
2.デメリット
・インターネット環境(インターネット回線およびプロバイダ契約)が必要である。
・環境により通話品質が公衆回線に比べ劣る。
・通話切れなどが起こる恐れがある。
・特番(110・119など)がかけられない場合がある。
・FAX回線などに使用できない。(通信ができない場合がある。)
ビジネスホンを導入する際の外線数・電話機台数の決め方
ビジネスホンを導入する際に外線数および電話機台数の容量をどの位に
するかは将来の規模を想定して決める必要があります。
■外線数の決め方
・現在は少ない回線しか必要がなくても将来(リースの場合は5~7年後)のことを考慮して
決めることが大切です。
・必要回線数は、トラッフィック(通話量)を考慮して決める。
回線数の決め方はこちらをご覧下さい。
・ISDN回線(1本で2ch)かアナログ回線またはIP回線にするかをコスト比較で決める。
■電話機台数の決め方
・外線数と同様で将来を考慮する。
・多機能電話機か単体電話機(0発信)またはコードレス電話機の台数を決める。
■機種の決め方
・外線数と電話機台数が固定された機種
>>512,824など 例:512は回線5本、電話機12台を示す
・外線数と電話機台数がフリーポートの機種
>>64ポート,96ポートなど 例:64ポートは回線+電話機台数の合計が64となる
■失敗例
・当社は起業して4年が経過しましたが下記のように変遷がありました。
>>創業時:ISDN回線1本でTA経由コードレス電話機に通話用で使用、アイナンバーでFAX。
>>半年後:事務所を設立したためISDN1本を岩通ピノシェにした。電話機は固定とコードレス各1台。
>>1年半後:事務所移転でNTTパクシアでISDN2本+IP1本。電話機は固定4台とコードレス1台。
>>現在:事務所移転でNTT X7000でISDN2本+IP2本。電話機は固定6台。
大変恥ずかしいことですが、実際に当社で経験をしたことです。
特に起業開業時には考えられなかった規模になる場合が想定されます。
ちなみに現在社員数は6名です。
進化したビジネスホン7:ISDN回線の接続が可能
1988年にスタートしたISDN回線(INSネット)をビジネスホンに接続するため当初は
ターミナルアダプタ(TA)などの外部接続装置が必要でしたが直接接続も可能となりました。
■INSネット64 >>1本で2ch同時通信、ほかにDch
・基本速度インターフェース(BRI: Basic Rate Interface)- 64kbpsの2個のデータチャネルと16kbpsの
信号チャネルから構成され、2B+Dなどと表記される。
■INSネット1500 >>1本で24chまたは23ch+Dch
・一次群速度インターフェース(PRI: Primary Rate Interface)23B+1D(他の回線とDチャネルを共用
する場合は24Bも可能)で、通信速度は1.544 Mbit/s
■接続形態
・機器の接続TAの場合:TE2--R点--TA--S点--NT2--T点--NT1--(LI)U点--加入者線
・機器の接続直収の場合: TE1--S点--NT2--T点--NT1--(LI)U点--加入者線
■用語
TE1:G4FAX,デジタル電話機など
TE2:G3FAX,アナログ電話機など
R点:TA経由アナログポート、電話用6極モジュラージャック接続 >>TA接続
S点:デジタル機器が接続可能ポート、NT2のRJ-45の8極モジュラージャック接続
T点:ISDNユーザー網インターフェース規定点、NT1のRJ-45の8極モジュラージャック接続
NT1: 回線終端装置DSU
NT2:端末制御装置・内線電話交換機、ビジネスホン >>直接接続(直収)
U点:伝送路インターフェース規定点 、RJ-11の電話用6極モジュラージャック接続
主装置および周辺について
主装置はビジネスホンシステムをコントロールするサーバーです。


主装置はシステム規模や構造により外形寸法が違いますので、ここではNTTαGX-Mタイプ
主装置の説明をします。
■主装置の役割
1.ビジネスホンシステムを制御・処理するメインコントロールボックスです。
2.外線(電話回線など)と内線(電話機など)を接続して発信・着信応答・転送・内線通話などを
行います。
3.電源装置が内蔵されており電話機などに給電します。
■システム構成(主なもの)
1.主制御ユニット(MCU):システム全体を制御するマザーボード
2.外線ユニット:アナログ外線ユニット、ISDN外線ユニット、IP外線ユニット
3.内線ユニット:スターユニット(スター配線用)、バスユニット(バス配線用)、単体電話機ユニット
4.外部放送ドアホン接続ユニット:放送装置、ドアホン、外部保留音装置などを接続するユニット
5.電源ユニット:主装置および電話機に給電するためのユニット、増設電源ユニット(電話機増設時)
■その他
1.停電対策用内部収容バッテリ:3分バッテリー(通話時停電しても通話維持する)
2.停電対策用外部収容バッテリ:主装置外部にバッテリ収容箱を設ける。3時間程度のバックアップ
3.設置:壁掛けまたは床置き:床置きの場合は専用スタンドを用意
詳しくは、こちらをご覧下さい。
進化したビジネスホン6:コードレス電話機の出現!その2
ビジネスコードレス電話機には使用用途によりいろんな種類があります。

■携帯型コードレス電話機
1.多機能型デジタルコードレス電話機 >>外線キーがいくつか付いており固定多機能電話機と同様の
使い方ができます。
2.単体電話機型デジタルコードレス電話機 >>外線キーがないタイプで発信時は"0"発信、着信応答
は"通話"キーを押して取ります。転送は"キャッチ"キー
を押して相手内線番号をダイヤルして行います。
3.多機能型アナログコードレス電話機 >>外線キーが付いた多機能コードレス電話機です。
デジタルとの違いは音がこもることや数台での使用となります。4.単体型アナログコードレス電話機 >>いわゆる家庭用コードレス電話機をビジネスコードレス電話機
として使用します。最近ではデジタル型も発売されています。
■カールコードレス電話機
・受話器(ハンドセット)をコードレス子機として使用できるタイプ。子機からの発信・応答・保留などの
操作が可能です。
■卓上型(デスクタイプ)デジタルコードレス電話機
・電話機本体をコードレス化したデスクタイプ。電話機本体ごと持ち運べるので打ち合わせコーナー
での使用にも重宝です。
詳しくは、こちらをご覧下さい。
ビジネスホン電話機は使いやすさが決めてです。>続き
通話するためには、音質品質が大切なポイントです。特に最近ではIP回線を接続して使用
することが普通となっていますので通話品質が問われています。
■受話音量を調整するスイッチやボタンが付いているか。
・通話をしていて相手の声が異常に大きく聞こえたり、逆に小さくて聞き取りにくかったりしますと
冷静に話しができなくなります。
そこで、受話音量を調整するスイッチで大きくしたり小さくしたりすることにより、快適な通話をする
ことができます。
■受話器の形状が通話を快適にします。
・受話の部分が耳にピッタリ密着して聞き取りやすく、送話部分が口元にくる構造になっているか
どうかを確認します。
受話器自体が重かったり、肩と顔(耳の部分)ではさんで使えるかもポイントです。
(なかには、はさむことができない受話器もありますので、デモ機などで確認することが必要です。)
■電話機本体と受話器をつなぐコード(カールコード)は適切か。
・コードが固いと受話器を引っ張ると電話機本体が手前に引き寄せられて動いてしまい使いにくく
なります。
■一般回線とIP回線の通話レベルの違いがないか。
・一般回線とIP回線を混用して使用する場合、両方の回線を使い比べてみてレベルや聞こえかたに
相違がないかを確かめることが必要です。
■カールコードは取替ができる構造になっているか。
・カールコードは汚れたり、延びたりして定期的に交換が必要な消耗品であるため、受話器と電話機
本体がモジュラーで取り外しができる構造かどうかを確認しておきましょう。
進化したビジネスホン5:コードレス電話機の出現!その1

今では家庭でもオフィスでも当たり前に使われているコードレス電話機がオフィスで使用されるようになったのは、20年前くらいからです。
当時のコードレス電話機は家庭用のものとほぼ同じ性能のものでした。
■コードレス電話機とは
・電波法による無線通信機であり、特定周波数で送受信を行い通話をするしくみを持っています。
・アナログコードレス電話機
>親機と子機の間の伝送に、アナログ式のFM電波を使うコードレス電話機です。
・デジタルコードレス電話機
>親機と子機の間の伝送に、デジタル式で暗号化した電波を使うコードレス電話機です。
■コードレス電話機のメリット
・固定電話機と違い、電波が届く範囲であれば通話ができるので、さがしものなどに便利です。
・配線がないのでコードなどがからまず見栄えが良い。レイアウト変更にすぐ対応できる。
・ほかの人に転送する時、コードレス電話機をそのまま渡せる。
・決まった席で電話をしなくてもいいので、聞かれたくない話をする場合便利。
■コードレス電話機のデメリット
・固定電話機にくらべて価格が高い。(ビジネスタイプの場合、2~3倍)
・通話品質(通話音)が有線固定電話機にくらべて悪い。
・電波状況により、通話が切れることがある。
・電波を盗聴されるおそれがある。(アナログタイプでスクランブル機能のないもの)
・電話機自体が小さいので、操作がしずらく使いにくい。
次回に続く ≫
ビジネスホン電話機は使いやすさが決めてです。>続き
電話機には外線キー、保留キー、ダイヤルキーなどがならんでいますが、使いやすさが
一番大切なポイントです。>続き
■明るい場所でもキーのランプがよく見えるか。
・特に外線(局線)ランプは窓際の日がさしこむ場所でよく見えるか。
・アカ(他での使用、保留時)とミドリ(自分使用、自保留時)の識別ができるか。
■電話機が操作しやすい角度になっているか。
・電話機を使う上で、本体が使いやすい位置なのか。
(キー操作がしやすいか、表示がよく見えるかなど)
・角度を調整できる構造になっているか。
■よく使うキーが使いやすい配列になっているか。
・外線キーの位置、保留キーの位置と識別(キーの色が違うなど)
・リダイヤルなどよく使うキーがワンタッチ操作のみでの使用可能かどうか。
(2度操作や3度操作になると使いにくい、最近では発信・着信履歴キーのものがある)
■短縮、オートダイヤル、電話帳
・短縮件数、操作方法、登録・変更・削除のしかた(共通と個人用)
・オートダイヤル件数、操作方法、登録・変更・削除のしかた
・電話帳件数、操作方法、登録・変更・削除のしかた(共通と個人用)
最新型ビジネスホンのことはこちらをご覧下さい。
進化したビジネスホン4:回転ダイヤルと押しボタンダイヤルのどちらに軍配?

今では電話をかける時はプッシュ(押しボタン)してかける...当時はおどろきでした。
電話をするのはダイヤルを指でまわしてかけるもの...そんな常識でした。
■回転式ダイヤルと押しボタンダイヤル
・回転式ダイヤル≫番号をまわすたびにパルス信号を出して交換局に送信します。DP回線に接続。
・プッシュダイヤル≫すべての番号を周波数で番号を認識し、交換局に送信します。PB回線に接続。
■回転式ダイヤル(DP回線)のメリットとデメリット
・回線のほとんどがDP回線だったため使用料金が安い。
・ダイヤルを指で回す必要があり、ダイヤルが戻るまで時間がかかる。
・相手先につながるまで時間がかかる。
■プッシュダイヤル(PB回線)のメリットとデメリット
・MF信号(周波数信号)で一括送信のため相手につながるまでの時間が短い。
・プッシュボタンのため回転式に比べて電話機デザインが自由に決められる。
・回転部分がないため故障頻度が少ない。
・予約サービスやテレフォンサービスが受けられる。
・短縮ダイヤルで長い電話番号も3つボタンでかけられる。
・電電公社(現NTT)に付加使用料が必要。600円/回線
という具合で、DP回線にくらべPB回線のメリットが多く、以降回転ダイヤル式からプッシュダイヤル式
に移行していくことになりました。
ビジネスホン電話機は使いやすさが決めてです。
電話機には外線キー、保留キー、ダイヤルキーなどがならんでいますが、使いやすさが
一番大切なポイントです。
岩崎通信機社製テレモアEX多機能電話機 詳しくはこちらへ
■外線キーがタテかヨコか?
・外線番号を割り付けるキーがヨコの場合は、左から1.2.3...が多い。
・タテの場合は、下から1.2.3...が多い。
・現在の主流はヨコのキータイプです。
■ダイヤルキーが大きくて押しやすいか?
・1.2.3...のダイヤルキー(テンキー)の数字が大きく見やすいものが良い。
・押した状態が固すぎず、柔らかすぎないキータッチが望ましい。
■機能キー(短縮、リダイヤル、スピーカなど)がダイヤルキーの左か右のどちらについているか。
・受話器は左手で持つのでキー操作は右手となるのでダイヤルキーの内側より外側が使いやすい。
・特によく使う保留キーは他のキーより大きくかつキー色を変えたものが使いやすい。
・最近の商品では携帯電話機と同じ使い方ができる十字キーがついたものが出ている。
>次回に続く
進化したビジネスホン3:電話機台数が増えた

ビジネスホンは電話機台数は最大30台まで。
それ以上は交換機になります。
≫ケーブルの細芯化で台数が大幅に増えました。
電磁式の場合は、局線と電話機は1対1でつながっていますので、10本の場合は20芯が必要と
なります。
そのほかに内線回線や制御回線などが含まれますので、30芯以上のケーブルが必要になります。
したがいまして、ケーブルが太くなり電話機は30台が限度でした。
ところが、電子式になりますと4芯ケーブルで局線と制御線がマイコンで制御されるため電磁式のような
多芯配線方式でなくなりました。
当初は50台位のものが登場しましたが、その後60台、80台と増えて100台を越えるようになってからは
交換機との区分けがなくなりました。
ビジネスホンの使いやすさがわかっていても、台数が足りないことで導入できなかった事業所へも
普及してきました。
その後、デジタル化により4芯が2芯になり交換機との境目がなくなってきました。
進化したビジネスホン2:配線ケーブルが細くなった
ビジネスホンの配線ケーブルは電話機台数が多くなると太くなる
≫こんな常識を電子式はくつがえしました。
←電磁式510型配線図
現在のビジネスホンはほとんど2本の配線で主装置と電話機が接続されています。
電子式が発売された昭和54年は配線は太いケーブルから4本ケーブル(当時は2本ではなかった)
になりました。
これは、電磁式の主装置から電話機への局線配線(2本)が局線分の配線が必要となるため
例えば510型では5局線収容でき、電話機が10台接続できるタイプですが、局線配線分として
@2本*5本=10本が必要となります。
←電子式308型配線図
これが、電子式になりますとマイコン制御により、2本の配線で多局線のデータを伝送することが
可能となりました。
このことにより、以前は電話機が30台が限度だったビジネスホンも100台程度まで拡大しました。
ビジネスホンの機能その5:内線の電話機同士が通話ができること
内線通話(内部通話)機能:内線の電話機同士が通話ができること。
内線トーン(信号)呼出 ≫相手内線電話機を信号(プルプルなど)で呼び出す
内線音声呼出 ≫相手内線電話機を音声(スピーカから音声が出る)で呼び出す
内線一斉呼出 ≫自分以外の電話機に音声で一斉に呼び出す(グループ呼出も可能)
内線代表呼出 ≫部門の複数電話機に代表番号を設定して呼び出す(代表が話中時は他に流れる)
内線保留・転送 ≫かかってきた内線電話を他の内線電話機へ転送するため保留する
内線ハンズフリー ≫呼び出した相手が受話器を取らずに電話機のマイクに向かって応答すれば
通話ができる
内線の機能も電話機台数が多くなると使用状況も多彩になり頻度も多くなります。
逆にワンフロアーで数台の電話機での使用の場合はほとんど内線機能を使わないケースが多い
進化したビジネスホン1:電話機に表示窓がついた
1.gif)
電話機に表示窓がついた!
≫今ではこんなことは当たり前ですが...
ビジネス電話機では当たり前ですが、家庭用電話機でもついています。
昭和54年以前の電話機にはこんなものはついておりませんでした。
←大型表示窓付きビジネス電話機
なぜ表示窓が電話機についたかと言えば、
1.電話番号をダイヤルするときに間違えないかを確認することができる。
2.日時が表示されているので時計替わりに使える。
3.通話時間や料金を表示できる。
などが表示窓がついた理由かと思われます。
表示器に使われていた素子も当初はNIX管といわれる小型真空管のようなものから現在の液晶
へと移り変わり、表示文字も大きくなり英数字・カナ表示から漢字表示になってきました。
最近では、バックライト付きのものも出ており表示が鮮明で見やすくなってきました。
表示窓が付くことにより、電話機はただ通話することだけでなく通話をより便利にするための大事な
ツールになってきたことです。
・ビジネス電話機の表示窓の例です。
・かけた相手先名と電話番号が表示されます。
・NTTナンバーディスプレイ+ネームディスプレイサービス
によりかかってきた電話の相手先名と番号が表示します
・電話機を使用しない時には月日時が表示されます。
ビジネスホンの機能その4:ドアホンと電話機を接続して通話できる機能
ドアホン機能:ドアホンと電話機を接続して通話できる機能
ドアホン呼出 ≫ ドアホンを呼び出して通話できる機能
ドアホン着信 ≫ ドアホンから電話機を呼び出す機能
ドアホン応答 ≫ ドアホンからの着信に応答する機能
構内放送接続:既設のアンプとスピーカーと接続して受話器から呼出などができる機能
ページング呼出 ≫特定番号を押してアンプスピーカーとを接続して電話機の受話器から呼出など
の放送ができる
電子ボタン電話(電子式ビジネスホン)の誕生
国内初電子ボタン電話(電子式ビジネスホン)が昭和56年に発売!

昭和34年に国内初のボタン電話装置が発売されて22年目に電子式ボタン電話が誕生した。
それまでの電磁式に比較して2~3倍の機能向上と共に配線ケーブルの芯線数も大幅に細くなり
電話機台数も倍増設置が可能となった。
これは、電子技術の進展とマイコンと呼ばれるプロセッサーが低廉化したことによりこれらの機器
にも採用されることになった。
●電磁式との主な相違点は、
1.マイコンの制御により、局線や内線のデータ伝送が同一配線内でやりとりが可能となり、配線が
4芯線となりボタン電話の電話機台数を倍増設置が可能となった。
2.5大機能(発信、着信応答、保留・転送、内部通話)も便利な機能が追加された。
(例:短縮ダイヤル、オンフックダイヤル、強制転送、局線自動応答、リダイヤルなど)
3.局線がダイヤルパルス回線でもプッシュタイプの電話機が使えるアウトダイヤルパルス方式。
4.かけた電話番号の確認のための表示器(当時はNIX管)がつけられた。
5.電話機および主装置(本体)が電子部品採用により小型化された。
●当時の導入事例は、
1.電磁式ボタン電話装置を2セット導入ユーザーを電子ボタン電話1セットにまとめて導入した。
2.配線ケーブルが太いためつまずいてしまい安全上のために取替。
3.プッシュ方式からアウトダイヤルパルス方式に変更してランニングコストを低減した。
4.主装置が小型タイプのため、省スペースになる。
5.通話料金を削減できる機能の活用。(通話料金表示、通話時間オーバー警報など)
ビジネスホンの機能その3:通話を保留にしたり、他の人に転送する時に便利な機能
保留・転送機能:通話を保留にしたり、他の人に転送する時に便利な機能
●共通保留・転送 ≫保留ボタンを押すと、回線を保留・転送できる
●個別内線呼出転送 ≫保留後、特定内線番号をダイヤルして呼出後応答電話機転送
●一斉内線呼出転送 ≫保留後、一斉内線呼出をして応答電話機転送
●保留音 ≫相手に待ってもらう場合に保留音を送出
一般に転送する場合は、相手に声をかけて転送することがビジネスホンの一番便利な機能です。
電磁式(リレー式)から電子式(マイコン式)への進化
昭和34年にボタン電話(ビジネスホン)が発売されて今年で約46年になりました。
発売当時のボタン電話は、ゲタといって黒電話の下に局線キーなどが付いたアダプタ方式でした。
外線にかける時は、ランプが消えているボタンを押して黒電話の受話器を上げてダイヤルします。
着信をうける時は、ランプの点滅とブザー音(ブッブッ音)が鳴って該当のボタンを押して受話器
を上げて通話をします。
通話回路などは、リレーなどを使用している電磁式であるため配線ケーブルは太いものでした。
端末のコネクタにはハンダ付けで接続をするのでこの頃の作業者はいかにハンダ付けが早くできる
かが時間短縮の要因でした。
機能もかける、受ける、保留、転送、内線通話など基本的なことのみであり現在のものとは隔世の
感がありました。
この頃にボタン電話を売るには、5大機能のセールスポイントを話す必要がありました。
1.電話番号ごとの黒電話を机に数台並べて電話をうける時にはベルが鳴っている電話機まで移動
してうける必要がある。(すなわち電話機に合わせて人が動く必要がある。)
2.うけた電話をほかの人にまわす時にはその人に電話機まで来てもらう必要がある。
3.2で近くに該当者がいればいいが、遠くとかにいる場合は呼びにいく手間がかかる。
4.社内で離れた人と連絡をとる必要がある場合、相手先まで出向いて連絡する必要がある。
こんなことをお客様に説明をして理解をしてもらいようやく値段の話しをすることになるわけです。
しかし、ボタン電話の便利さは急速にユーザーの支持を集めて普及がドンドン広がり始めました。
特に、中小零細企業向けに広がっていったのは後述の電子式になってからでした。
ビジネスホンの機能その2:電話をうける時に便利な機能一覧
今回の機能は、着信および応答に関することです。
着信・応答機能:電話をうける時に便利な機能です。下記を参照下さい。
●着番号ダイヤルイン ≫ダイヤルイン番号により、着信させる機能
●アイナンバー着信 ≫アイナンバー情報により、着信させる機能
●着信自動応答 ≫受話器を上げるだけで、着信応答ができる
●代理応答 ≫他の電話機へかかってきた着信に代理応答
●内線ハンズフリー ≫内線呼出に対して受話器を上げずに応答できる
●自動着信記録 ≫外線からの着信を記録して、発信できる機能
●発信者名識別表示 ≫ 短縮ダイヤルに登録されている名前を表示する
その他にも、電話番号ごとに着信音を変える局線別着信音指定、ある時間が経過すると自動的に
着信音が他の電話機にスライドして着信するスライド着信などがあります。
ビジネスホンの5大機能の内、最も重要な機能は着信応答です。
うまくこの機能を生かすことがビジネスの生産性向上にもつながります。
ビジネスホンの機能その1:発信、着信応答、保留転送、内線通話
ビジネスホンの5大機能は前述の通りですが、それらの機能をより便利にお使いいただくための
くわしいことをご紹介いたします。
発信機能:電話をかける時に便利に使える機能です。下記をご覧下さい。
●信号/音声呼出切替 ≫呼出時に特定番号をダイヤルすると信号呼出と音声呼出に切り替わる
●一斉内線呼出 ≫特定番号をダイヤルすると、全電話機を一斉呼び出しすることができる
●再ダイヤル ≫直前に発信した電話番号を再ダイヤルできる
●ワンタッチダイヤル ≫ワンタッチボタンを押すだけで発信できる
●共通短縮ダイヤル ≫共通の電話番号を記憶させておけば2~3つの操作でかけられる
●個別短縮ダイヤル ≫個人で使う電話番号を記憶させておけば2~3つの操作でかけられる
●簡易自動再発信 ≫相手が話中時に再発信を自動的に繰り返す
●発信規制 ≫電話機により発信の規制ができる
そのほかにも空いてる回線を自動的につかむ空き回線自動捕足、安い回線を自動的につかんで
発信できるACR発信(携帯電話にかける時に安くできる。)などがあります。
昔のビジネスホンをおぼえておられますか?
昔のビジネスホンはこんな感じでした。(ボタン電話ともいいました。)
覚えておられる方もいらっしゃると思いますが、いかがでしょうか。
上記のビジネスホンは、電電公社(現在のNTT)仕様で作られた製品です。
●206型 最大電話機数 6台 最大局線数 2本
●410型 〃 10台 〃 5本
●620型 〃 20台 〃 6本
ボタン電話装置の定義
1.各電話機に設けられている局線ボタンを操作することにより、その電話機を任意の局線に接続
して使用することができる。(局線選択機能)
2.局線とは無関係に、それらの電話機相互間で通話をすることができる。(内線相互通信機能)
3.通話中の局線を保留し、またその電話機により他の回線と通話することができる。
(転送機能)
以上が、ビジネスホンの元祖というべきボタン電話装置の内容です。
ビジネスホンは別名「ボタン電話」といいます。
ビジネスホンは、別名「ボタン電話」とも言います。
ボタン電話とは、特殊簡易交換電話装置で電話の着信をボタンのランプで表示したり、保留や転送
などの操作を電話機のボタンでするため、通称「ボタン電話」といわれます。
複数の局線に複数の電話機がつくシステムです。
ボタン電話には重要な5大機能があります。
この機能があることにより電話を受けたりかけたり、かかってきた電話をまわしたりすることができる
わけです。
1.局線発信機能 ≫どの電話機からでも、どの局線でもかけることができます。
2.局線着信機能 ≫どの電話機からでも、どの局線でも受けることができます。
3.局線保留機能 ≫どの局線でも、どの電話機でも通話を一時保留にすることができます。
4.局線転送機能 ≫どの局線の電話も他の人にまわすことができます。
5.内線通話機能 ≫電話機同士でインターフォンのように内線通話ができます。
この5大機能を便利に使うために関連機能が各種用意されております。
次回は、関連機能についてお話します。
30年前の電話設備の様子はこんな感じでした、ぜひご一読を
私自身、電話の世界に入ったのは昭和50年でした。
今から約30年前のことです。
当時は電話機は600型という電電公社の黒電話機が家庭に付いていました。
事業所におきましても、大企業や中堅企業は交換機(PBX)が設置されておりましたが、ほとんどは
クロスバ式交換機(内線回路と外線回路がクロスして通話できる交換方式)とリレー式交換機でした。
一方、中小企業・零細企業はリレー式ビジネスホンがようやく普及しだした頃でした。
この頃、ビジネスホンを説明するには「一般電話機を複数台数デスクに置いてかかってきた電話を
とる時にまたは、ほかの人にまわす場合にこんなにめんどうなんです!」などとビジネスホンの便利さ
を強調することから始めました。
今では、こんな話しをしなくてもほとんどの方はビジネスホンを使ったことがあり、理解していますので
説明の必要性もなくなりました。
今では当たり前になったビジネスホンの便利さをもう一度理解することが必要ではないのでしょうか。
「ビジネスホンがないと会社ではこんなに不便なんですよ!」
次回からはこんな基本的なことから一言を始めさせていただきます。
ビジネスホンのキャリア30年の自己紹介です
私、株式会社サンビジコム 代表取締役 木野謙一と申します。
この度、【いい電話機とビジネスホンがあります!】のブログを発行させていただきました。
ビジネスホンや電話機を選択する場合どのような基準にしているかなどわからない事が多く
悩んでおられる総務担当の方のお顔が想像されます。
私自身、岩崎通信機というビジネスホン専門のメーカーに20数年在職しておりましてあらゆる
ビジネスホンや電話機を販売しておりました。
この経験やノウハウを公開しまして皆様方に少しでもお役立ちいただく内容にしたいと思って
おります。
今後、継続してご覧いただきます様お願いいたします。
ビジネスホンの歴史
ビジネスホンの歴史については、後述いたします。
しばらくお待ち下さい。
