電磁式(リレー式)から電子式(マイコン式)への進化
昭和34年にボタン電話(ビジネスホン)が発売されて今年で約46年になりました。
発売当時のボタン電話は、ゲタといって黒電話の下に局線キーなどが付いたアダプタ方式でした。
外線にかける時は、ランプが消えているボタンを押して黒電話の受話器を上げてダイヤルします。
着信をうける時は、ランプの点滅とブザー音(ブッブッ音)が鳴って該当のボタンを押して受話器
を上げて通話をします。
通話回路などは、リレーなどを使用している電磁式であるため配線ケーブルは太いものでした。
端末のコネクタにはハンダ付けで接続をするのでこの頃の作業者はいかにハンダ付けが早くできる
かが時間短縮の要因でした。
機能もかける、受ける、保留、転送、内線通話など基本的なことのみであり現在のものとは隔世の
感がありました。
この頃にボタン電話を売るには、5大機能のセールスポイントを話す必要がありました。
1.電話番号ごとの黒電話を机に数台並べて電話をうける時にはベルが鳴っている電話機まで移動
してうける必要がある。(すなわち電話機に合わせて人が動く必要がある。)
2.うけた電話をほかの人にまわす時にはその人に電話機まで来てもらう必要がある。
3.2で近くに該当者がいればいいが、遠くとかにいる場合は呼びにいく手間がかかる。
4.社内で離れた人と連絡をとる必要がある場合、相手先まで出向いて連絡する必要がある。
こんなことをお客様に説明をして理解をしてもらいようやく値段の話しをすることになるわけです。
しかし、ボタン電話の便利さは急速にユーザーの支持を集めて普及がドンドン広がり始めました。
特に、中小零細企業向けに広がっていったのは後述の電子式になってからでした。
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2005年07月22日


